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ぱーと153 ページ8

*零side*


警察庁に戻ると
残っていたのは景光と風見、島崎の3人だけだった。
作業している3人の前にコーヒーと
真乃の作ったサンドイッチを置く。




景『お?どうしたんだこれ…』

零『明日警察庁に来てほしいって
真乃に話に行ったんだ
警察庁に戻るなら持って行けってわざわざ作ってくれたんだ
お前たちの分もある』

風『明日咲崎さんにお礼を言わなくては…』

徹『うわぁー、美味そーっすね!!
俺腹減ってたんすよ〜!!』

零『…お前の分もある
いったん休憩にしよう』

景『うー……疲れた俺…
現場行きたい…』

風『何を言っているんですか、諸伏さん
貴方は死んだことになってるんですよ!!』

景『わかってるよぉー…はぁ…
いただきまぁーす…((パクッ
!!やっぱ真乃ちゃんの料理美味しいわ…』

風『いただきます…((パクッ
!!本当ですね…美味しいです』

徹『降谷さんはどれ食べます?』

零『んー…お前が先に取れ』

徹『いいんすか?じゃあ、いただきまーす!!((パクッ
!!うまっ!!めちゃくちゃ美味いじゃないすか!!』

零『まあ、喫茶店でアルバイトもしているからな…
((パクッ…うん、美味いな』

景『どうしてた?真乃ちゃん』

零『どうしてたって…松田とスーパーに買い物に行ったみたいだった』

景『あー、そう言えば朝そんなこと言ってたな』

零『帰り際の真乃の顔…ふっ……真っ赤になってたな…』

景『は…?
え、零何したの?え!?』

零『景光、あんまりちんたらしていると
松田や俺にどんどん離されるぞ?』

景『ちょ、何したの!?』

零『さぁな…』



慌てる景光を横目に
緩む口角を隠すことなく、口にサンドイッチを頬張る。
さっきの額にキスを落とした瞬間の真乃のあの顔…
一瞬茫然とした顔をした後、一気に真っ赤になった顔…
それと…松田のあの怒りの目…
全く……お互い同じ女の子にこんなにのめり込むなんてな…
目の前のこの男もだ…




景『……いい、明日真乃ちゃんに聞く』

零『アイツ多分話さないと思うぞ?』

景『絶対聞き出す!!公安舐めんな!!』

零『まあ、精々頑張れよ』





徹『……風見さん、話が全く見えないっす』

風『この2人が我々を無視して話をするなんて
いつもの事だろう』

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ユナ@前垢消えた(プロフ) - 更新頑張ってください!! (6月6日 2時) (レス) @page14 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - 更新応援してます!頑張ってください!! (2022年12月30日 23時) (レス) @page14 id: b53f6e36c7 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - とても面白いです!更新待ってます! (2022年8月11日 23時) (レス) @page14 id: 83c3d3b159 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く更新してほしい (2021年8月28日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
Skyririp - とても面白かったです!ぜひ続きを頑張って下さい! (2021年7月11日 11時) (レス) id: 306a3481c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻木千雪 | 作成日時:2018年9月23日 0時

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