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ぱーと150 ページ5

『私の事…知ってる…?』

零『ああ…真乃のことを紹介するって話をしたんだ
そうしたら景光に言ったらしいんだ…
真乃の秘密を知っているってな…』

『私の秘密…何かな…?
両親の事?……トリップのこと?
風見さんの部下…?
朝景光くんが言ってた人のことかな…
朝言ってたんだ…
その部下が…どこか違和感があるって…』

零『……そうだったのか…
明日、警察庁に呼ぼうと思っていたんだ
大丈夫か…?』

『……大丈夫…行く…』

零『本当に大丈夫か?』

『うん…大丈夫…
会って直接話してみなきゃわからないから…
その…島崎さんのこと…』

零『わかった
学校帰りに景光を学校に向かわせる』

『明日は景光くんか…』

零『何かあるのか?』

『ううん
蘭ちゃん達の誘いをことごとく断ってるからね
それに真純ちゃんは色々知りたがりだからね』

零『……ああ…あの女探偵か…』

『まあ…しょうがないよねぇ…
よし、ご飯作ろーっと
零くんも食べていかない?』

零『いや、まだ警察庁に戻ってやることがあるからな
また今度にするよ』

『じゃあ、20分だけ待って』

零『……まぁ…そのくらいなら…』

『!!
じゃあ、急ぐね!!』



キッチンに向かうと
買ってきた食パンとレタス、
サラダチキンやトマトを冷蔵庫から出す。




松『何してんだお前』

『ん?』

松『夕飯サンドイッチは無い』

『違うし!!
零くんが警察庁に戻るって言うから
簡単なもの作ろうと思って…』

松『……あっそ』

『〜♪』

零『さすが手際良いな』

『好きだからね…料理』

零『それにしても量が多くないか』

『景光くんと風見さんと島崎さんのぶんも…』

零『……俺だけじゃないのか…((ボソッ』

『ん?』

零『いや、なんでもない』

松『ドンマイ』

零『うるさい』

『なんかケンカしすぎじゃない?』

松『…警察学校時代からこうだ』

零『ああ…』

『…そう?』

松『お前は変わらずそのままでいろ』

『?』

松『無茶をすんのはやめてほしいが』

『努力は…するよ…』

零『真乃は口だけだ
そう言っておいて何も改善がない』

『むぅ……そんなこと…』

零『あるだろ』

『…はい、出来た
ちゃんとみんなで食べてよ…
独り占め禁止』

零『はぁー…わかってる
ありがとうな、真乃…』

ちゅっ…

『……へ?』

松『!?
降谷お前っ…!!』

零『じゃあな、松田…真乃
真乃明日よろしくな』




そう言って零くんは何事も無かったように去っていった。
っていうか……額に…キスされた…?

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ユナ@前垢消えた(プロフ) - 更新頑張ってください!! (6月6日 2時) (レス) @page14 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - 更新応援してます!頑張ってください!! (2022年12月30日 23時) (レス) @page14 id: b53f6e36c7 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - とても面白いです!更新待ってます! (2022年8月11日 23時) (レス) @page14 id: 83c3d3b159 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く更新してほしい (2021年8月28日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
Skyririp - とても面白かったです!ぜひ続きを頑張って下さい! (2021年7月11日 11時) (レス) id: 306a3481c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻木千雪 | 作成日時:2018年9月23日 0時

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