私は神様に執着されている…らしい…。【名探偵コナン】

ぱーと148 ページ3

園『真乃!!ポアロに行くわよ!!』

『あ、ごめん…
スーパーに買物行かなきゃなんだ
冷蔵庫空になりかけてて』

真『じゃあ僕達も手伝うぞ?』

蘭『うん!!
私も夕飯のもの買いに行きたいし…』

『あー………その……
既に校門にお迎えが…』



指さす先にはサングラスをかけて
煙草を吸っている陣平くんの姿が…
目立ってるし、校門前で生徒の前でタバコを吸うんじゃありません←




園『あれってあの時の刑事じゃん!!』

『あれ、言ってなかったっけ
私って今捜査一課の松田刑事と住んでるんだよ』

蘭園『『えええ!?』』

『過保護だったのが、昨日のお陰で
更に過保護になったみたいなんだ』

真『何で刑事の家に…』

『…………それは秘密かな、ごめん…』

蘭『お父さんとお母さんは?』

『うーん…身体中の怪我とか手首の事とかの関係かな…
いないからさ…まぁ…松田刑事が引き取ってくれたというか…
家事する代わりにタダで住まわせてくれるって…』

園『松田刑事ってかなりイケメンじゃない!!
アンタやるわね…』

『やるわねって…』



するとスマホが震える。
分かってる…分かってるよ、陣平くん…



『じゃあ…私行くねー…』

蘭『あ、うん!!』

園『今度は空けときなさいよ!!』

『頑張る!!
じゃあ、また明日!!』









真『……』

園『なーに見てんの、世良ちゃん』

蘭『あ…真乃?』

真『あ、ああ…
いや…僕達といる時と、あの松田刑事といる時の
真乃くんの笑顔…少し違うなぁーって思ってな…』

園『何よ、そんな不貞腐れた顔しちゃって』

蘭『でも…世良ちゃんの言う事わかる気がする…
やっぱり…ちょっと違うわよね…』

園『まぁ…私達より事情知ってるんだろうし
真乃は心開いてるんじゃないの?
だからって、私たちの事信用してないって訳じゃないんだから
そんな顔するんじゃないわよ、蘭も世良ちゃんも』

蘭『そうだよね…』

真『……』

園『そんなにあの刑事気になるの?』

真『………いや、真乃くんが信用してるんだから
何も問題はないだろ』








そんな会話がおこなわれていた事はつゆ知らず…



『あんなにLINE送らなくてもわかる!!
その見た目で目立ってるんだから!!』

松『あ?
さっさとこねーからだ…
……それにアイツに睨まれてたしな…』

『アイツ?誰かに睨まれてたの?』

松『あー……(あの世良真純って奴…
真乃の学校での暴力の証拠集めで声かけた時から
俺の事睨んでいたよな…)』

『ん?何…?』

松『…何でもねー』

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