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ぱーと158 ページ13

カランカランッ




峻『やあ、真乃ちゃん…
来てくれたんだね…』

『…一応バイトの予定入っていましたからね』

峻『怖い顔してるなぁ』



ひょうひょうとした顔で話す柊木さん。
この人から本心を聞き出せるのだろうか…。



峻『聞きたいこと沢山あるんでしょ?
今日はお店閉めて、2人きりでお話しようか…』

『…丁度良かったです
聞きたいこと山ほどあるので…』









お店のテーブル席にお互い向かい合って座る。
私は、この世界で目が覚めた時にあった紙と
陣平くんの家に越してきた直後に部屋にあった紙を
柊木さんの前に置いた。



『これ、柊木さんが置いたんですよね?』

峻『うん、そうだよ?』

『何で私をこの世界に連れてきたの?』

峻『おお、直球に聞いてくるね』

『変に隠して話してもしょうがないでしょう』

峻『まぁ、俺は神様だよ…
君が生きていた世界で君が死んで…この世界に連れてきたのもこの俺…
理由は…無いって言ったらどうする?』

『……は?』

峻『ふふっ…怖いよ、顔』

『なっ…』

峻『真乃ちゃんがあっちで生きていた時から知ってたって言ったよね?』

『…はい』

峻『あと、真乃ちゃんに特別な力があるって言ったことも覚えてる?』

『…はい』

峻『まず、真乃ちゃんが死んだ時…
なんて可哀想な子なんだろうって思った
愛されず…自由になりたいって願い続けて…
……死んでいってしまった…
だから俺が別の次元…君がよく知っているこの世界に
俺が勝手に飛ばすことに決めた
勝手に決めちゃったから…上の者が怒ってさー…
君だけをこの世界に飛ばすつもりが
あの両親までセットで飛ばしちまってなぁ…
結局真乃ちゃんをまた辛い思いさせてしまったね…』

『……まぁ…両親も一緒にトリップしたと紙に書いてあった時点で
神様なんていないって、大嫌いだって…思いました』

峻『うんうん、だよねぇ…
で、俺の真乃ちゃんを自由に好きに生きてほしいからって
気持ちもあったんだけど…それ以外にもう1つの理由がね…
俺が管理していた今のこの次元を変えてほしかったから…
で、次元を変えてほしい理由なんだけど…』

『……あの、柊木さん!!
もったいぶらずにはっきり話してくださいよ!!』

峻『っ…!!
俺がさ、天界から見ていた時から地上の女の子が好きになってさ…
その子は先輩の神様が、この名探偵コナンの世界にトリップさせた子なのさ
で、その子も救済をしたんだよ…
でも死んだんだ……ジンに殺されて…』

『!!』

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ユナ@前垢消えた(プロフ) - 更新頑張ってください!! (6月6日 2時) (レス) @page14 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - 更新応援してます!頑張ってください!! (2022年12月30日 23時) (レス) @page14 id: b53f6e36c7 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - とても面白いです!更新待ってます! (2022年8月11日 23時) (レス) @page14 id: 83c3d3b159 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く更新してほしい (2021年8月28日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
Skyririp - とても面白かったです!ぜひ続きを頑張って下さい! (2021年7月11日 11時) (レス) id: 306a3481c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻木千雪 | 作成日時:2018年9月23日 0時

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