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ぱーと156 ページ11

『……』

唯『〜♪』




何も隠すことなくストレートに告白された。
私の答えはNOだ…。
私の好きと唯くんの好きは違うから。
陣平くんと零くんも同じだ。
そして唯くんはというと、
言ったことで満足したのか
私と手を繋いで歩いている。
振り払う事も出来ず、そのまま警察庁へと向かった。





零『……なんだその手は』





……ほら…怒ってる。
唯くんを見るとニコニコしてるだけで
全然離そうとしない。





『……唯くん、もう着いたから…ね?』

景『あ、ここに来たらもう景光でいいよ?』

『わかった…わかったから…』

零『景光、仕事とプライベートとの区別はつけろ
分かってるだろ』

景『わかってるよ
はい、ごめんね?』




ようやく離された右手…
繋がれていた左手は熱を持ったままだ。




徹「あ、諸伏さん帰ってきたんすか?
じゃあ例の女の子も…』

『あ………っ!?』




例の風見さんの後輩さんだ…そう思って挨拶しようとしたが
その姿を見た瞬間声が出なくなるくらいにビックリしてしまった。
航くんを助けるために柊さんのバーでのバイトをしていた日(ぱーと71,72)
柊さんに会いに来た人…柊さんに景光くんがNOCだって教えていた人…
私に店に来るなって言っていた人…確か徹也さん…。




『ぁ…』

徹『……((ニコッ
警視庁公安部、風見さんの部下の島崎徹也っていいます
今回この作戦から加わることになります』

『よ、よろしくお願いします…』





手を差し出されたため、流れで握手だと判断して
島崎さんの手を握った…。
すると突然手を引かれ、島崎さんの腕の中にいた。
周りから零くんと景光くんの怒る声が聞こえるが
それよりも耳元で話す島崎さんの声に
私はどうしたらいいのかわからなかった…。




徹『俺の事バラしたら
今ここで降谷零と諸伏景光殺してやってもいいよ…』




私はその言葉に頷くしかなかった。
すると島崎さんは私を放してくれて
また意味深ににっこりと笑ったのだった。





零『島崎、お前何してるんだ!!』

徹『すいません、あまりにも可愛くてつい!!
ごめんね?』

『い…いえ…』

景『大丈夫?真乃ちゃん?
ちょっと顔色悪くないか?』

『大丈夫っ……大丈夫だから…
早く始めよう…その…色々…』




なるべく視界に島崎さんを入れないようにするが…
突き刺すような視線が付きまとう…。

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ユナ@前垢消えた(プロフ) - 更新頑張ってください!! (6月6日 2時) (レス) @page14 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - 更新応援してます!頑張ってください!! (2022年12月30日 23時) (レス) @page14 id: b53f6e36c7 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - とても面白いです!更新待ってます! (2022年8月11日 23時) (レス) @page14 id: 83c3d3b159 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く更新してほしい (2021年8月28日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
Skyririp - とても面白かったです!ぜひ続きを頑張って下さい! (2021年7月11日 11時) (レス) id: 306a3481c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻木千雪 | 作成日時:2018年9月23日 0時

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