私は神様に好かれてないかもしれない…。【名探偵コナン】

ぱーと140 ページ45

萩『はい、皆グラス持って!!』

松『うるせぇーな、いつものことながら』

航『まぁまぁ、そう言ってやんな
爆弾犯やっと捕まったんだからな』

萩『爆弾犯逮捕と、真乃ちゃんの無事を祝って
かんぱ〜い!!』

景『かんぱ〜い!!』

航『乾杯!!』

零『…乾杯』

松『……』

『か、かんぱい…?』

萩『ぷはっ…やっぱ仕事の後のビールいいわ!!』

景『だよなぁ〜』

『〜♪((ﾊﾟｸｯ…ﾓｸﾞﾓｸﾞ』

零『……』

松『……』

景『……』

萩『……』

航『……お前ら、嬢ちゃんの事見過ぎだ』

『んぇ?』

松『…なんかこう…コイツが食う姿見てると
平和だなぁ…って思うわ』

景『美味しそうに食べてくれるからね』

萩『ああもう真乃ちゃん可愛すぎだから!!』

ギュゥッ!!

『ちょっ…危ないからっ!!』

零『おい伊達
萩原捕まえろ』

航『はい、現行犯なー』

松『未成年にセクハラな』

萩『違うからな!?』

航『お前酔い回るの早すぎねぇーか?』

萩『んなこたーねーよ笑』

零『…真乃、こっちに来い
萩原の横だと落ち着いて食べられないだろう?』

『え……じゃあそうする』

萩『ええ〜!!
真乃ちゃん冷たい〜!!』

『皆さん世間的には超イケメンなんですからね!?
いきなり抱き着かれたりしたら私だって心臓持ちません!!』

『『『『……』』』』

松『…それは真乃から見て俺達は…』

景『カッコいいって思われてるって事で合ってる?』

『え、うん』

萩『それ伊達も?』

航『おい、どういう意味だ』

『?
航くんも男らしくてカッコいいじゃない!!』

萩『俺も?』

『はい!!』

松『地味に照れてんじゃねーよ、伊達』

航『まぁ…年頃の高校生の嬢ちゃんに言われるのは
さすがに照れるわ…』



皆がヤイヤイ言い合っている間に
私は陣平くんと零くんの間に座った。
うーん…シャインマスカットのチーズタルト美味しい…
口の中が幸せだ…



零『……真乃…』

『はい?』

零『自分が犠牲になろうとしたらしいな』

『!!』

零『景光や萩原、松田、伊達を助けておいて
自分は簡単に生きることをやめようとするな』

『……』

航『……なぁ、嬢ちゃん…
俺達、松田からその話聞いてさ…どう思うかとか
考えたことあるか?』

『っ……』

萩『……なあ、真乃ちゃん…
死にたかったんじゃないんだよね?』

景『死のうとした俺が言う事じゃないけど
真乃ちゃんには…側で笑っていてほしいよ…?』




ああ…もう…

ぱーと141→←ぱーと139

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す