私は神様に好かれてないかもしれない…。【名探偵コナン】

ぱーと128 ページ33

あれから家に帰ると
私は死んだように眠った。
いや…色々疲れていたんだと思う…。
陣平くんは爆弾処理班に出す報告書を含めると
計3種類書類を書かなければならないという事で
しばらく起きていたみたいだったけど…。



『……やっぱりまだ寝てるよね…
朝ごはんは…やっぱりご飯がいいよね…』



いつもの時間に起きると
朝ごはんと自分の弁当、
それから陣平くんの弁当も初めて作ってみた。
いらなかったらいらないでいいんだけど…




松『ん"ん……はよ…』

『おはよう
遅くまで起きてたみたいだけど、例の報告書やら
始末書やらは出来た?』

松『余裕だよあんなの…』

『そう…』

松『お前も昨日風呂入った後
すぐ寝てたけど、身体大丈夫なのか?』

『ん?
平気だよ?気が張っていたのか
家に帰ってきたら安心して…すぐ寝れた』

松『そっか…
ん?これは…』

『あ、ついでに弁当作ってみた!!
いらなければ作らないけど…』

松『いや、いる
だが毎日作るってのは…』

『自分の弁当も作るから平気だけど…』

松『……じゃあ、いる』

『わかった!!
あー…あとさ…爆弾は解除したけど
犯人捕まえてないでしょ?
だから何かあったら必ず連絡してね?』

松『ああ、わかってる』

『絶対だよ?約束だからね!!』

松『わーったよ!!
ほら、さっさと学校行け!!』

『うん!!
じゃあ、いってきます!!』

松『おー』



何でもない朝だった。
朝ごはん作って、陣平くんの顔を見て…
今日は模試だったから、
学校で勉強しておこうと思って
いつもより少し早く出たっていうくらい…。
爆弾は昨日解体したけど、
犯人は捕まえてはいない…。
そこだけが気がかりだが…
恐らく今日の内に犯人は動き出すだろう…




『……いけない、いけない…
学校にいる間は模試の事だけ考えなきゃ…』

ぱーと129→←ぱーと127

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す