私は神様に好かれてないかもしれない…。【名探偵コナン】

ぱーと98 ページ3

*松田 side*

真乃を部屋で休ませ、
伊達は彼女から連絡が来たので今日は帰っていった。
なのでこの場には俺と萩原、降谷と諸伏だ。




零『未来が分かるというのは本当なんだと思う
だが、全部確実に覚えているとは限らない…
真乃は思い出す作業にも労力を使っているんだ…』

景『そこまでして何で頑張るんだろうな…』

松『……アイツ…自分の事なんでどうだっていいって思ってんだよ…
未だにそう思ってる…』

萩『え…だって…もう切ったりしてないんだろ?』

松『当たり前だろ
んなことしたら、俺が怒鳴り散らしてるだろ
……死んでもいいとは言わなくなったが
あまりにも自分の事に無頓着すぎる…
どういう気持ちで俺らの事を見てるのか知らねーけど
アイツは俺らや、周りの奴らを助けることしか考えてねー…』

景『……なんか、零みたい…』

零『……』

萩『お前も何も言わずに1人で抱え込んで
なーんでもやっちまうからなぁ…』

景『まぁ、真乃ちゃんは俺たちに相談してくれてるんだから
まだちょっと素直かな』

零『言わせとけばお前らは…
俺が何も言わないのは、言えないからだ』

松『わかってるよ
でも、お前は警察学校時代から
全部1人でやってただろ』

零『……そんなことないだろう
爆弾処理に関しては、お前たちに全部教えられた…』

萩『あー…そういえばそうだったね…』

景『成績トップの零でも
爆弾処理だけは松田や萩原には負けてたもんな』

零『うるさい…』

松『……とりあえず…これだけは俺たちの共通認識として
真乃には無理をさせない…無理に思い出させるな…』

萩『そう…だよね…
覚えていることだけ話してくればそれでいいよね…』

景『うん…
零も…それでいいよな…?』

零『……ああ…分かってる…』

松『……降谷…お前…性格結構柔軟になったか?』

零『……真乃に対してだけだ…』




それからは、明日どう動くかなど
色々話したかと思えば
昔話に花を咲かせたりと
久々に楽しいと思えた時間だった気がする。

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