人気者の彼は仕事が出来ない《Ren.M》 (ページ2)

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b. ページ2

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仕事を教えるだけで精一杯の私。
自分の仕事がたくさん残っている。
課長の少しおじさんの佐藤さん。
少し厳しくて『まだ終わんねーのか？』『仕事の遅いヤツら』と愚痴ばかり言う。

目黒くんに仕事を教えたあとあっという間に退社時間。

目黒『今日はありがとうございました』

『あっ…うん！』

目黒くんにはゆっくり休んでもらいたく帰りの支度のフリをした。私の仕事だってやらないと叱られる。

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『ただいまぁ〜』

家に着いたのは0:00。
また仕事あるのにね。
仕事はしっかりやるけど、家の仕事はサッパリやらない私。お弁当だってだいたい冷凍食品だし、最悪の場合コンビニで買う。

だから彼氏なんていないのかな。

『…あっ！』

気付けば朝。
シャワーをサラッと浴びて、
朝ごはんは食べずに、お昼はコンビニで買うことに。

よし。今日も目黒くん育てるぞ！