運命の相手《Ren.M》 (ページ39)

今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:21,369 hit

39、不安ページ39

.

私の家にみんなで向かうことになった。
ふっかさんも私たちのクラスに来たし、家に向かおうとした途端廊下にあの先輩がいた。

先輩『蓮くん！』

目黒『なんすか？』

先輩『いや、さっきの返事聞きたいなって』

目黒『俺、彼女いるんで。』

先輩『この子？』

先輩は私を指した。
『そうですけどなにか？』とれんは言った。そして先輩は私に近づき『かわいいね』といい、離れた。

先輩『また来るね！』

もう来なくていいのに。
私のれんなのに。

家に着き、
私の部屋に案内するとあゆが率先して動いてくれた。
飲み物を入れてみんなの所へ運んだ。

深澤『ありがとう〜！』

向井『あと俺やるで！ありがとな！』

こーじくんが代わって運んでくれた。

あゆ『A！これ新しいクッション？』

『あっうん！』

あゆ『かわいい〜！モコモコしてるし、気持ちいい！』

向井『にしてもお部屋も豪華やな〜』

深澤『さすが姫だな笑』

目黒『さっさと勉強終わらそ！』

教科書ノートを開きみんなはスラスラ進んでいる。
私はれんのことばかりみて進んでない。

そして私のノートの端になにか書かれた。

《分からんとこあった？》

こーじくんが私に気付いた。
私は首を横に振り微笑んでくれた。

あゆ『終わったァ！』

深澤『俺飽きたー』

あゆ『あんたね、、、』

目黒『俺も課題は終わった！』

向井『俺また家でやろうかな』

『え？こーじくん…』

向井『今日たまたま進まなかったわ〜』

目黒『珍しい笑』

深澤『ってかAちゃんもほとんど真っ白じゃん！』

あゆ『わかんない所あった？』

『あっ。えっと、、、…』

向井『もしかして、俺の事見てた？笑笑』

目黒『は？』

『え？違う違う！あのね、、、みんなで遊んでいるの想像してたの！』

向井『かわいい想像やん笑』

深澤『じゃあ今から遊ぶ？』

『うん！』

やっぱりみんなと遊んでた方が気も紛れる。
トランプを持ってこようと部屋を出たられんも出てきた。

目黒『A』

『ん？なに？』

目黒『こーじに惚れんなよ。ふっかさんにも』

『れんだけだよ！今から持ってくるね！』

私だけ好きみたいで恥ずかしい。不安になる一方だ。