恋してもいいですか？《Ren.M》

# 先生と渡辺 ページ27

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渡辺 Side




最近、Aちゃんをみていない。
連絡しても全部無視。俺はAの担任目黒先生に相談した。





渡辺『は？！家行ったのに追い出された？！』



目黒『渡辺彼氏じゃん？頼れば？って言ったら追い出された。』












当たり前じゃん。そんなの追い出されるだろ。
俺は目黒先生の胸ぐらを掴んだ。












渡辺『そんなの...Aちゃん傷つくだろ！』



目黒『は？』



渡辺『アイツは.........お前が初恋なんだよ！！！！！』













俺はAに電話した。先生のいない所で。














｢もしもし...｣



渡辺｢もしもし｣



｢翔太くん...今までごめんね。｣



渡辺｢いいんだよ。出てくれてありがとう。｣



｢ﾋｸｯ...翔太くん。｣



渡辺｢ん？｣



｢私、先生にひどいことした...
せっかく来てくれたのに酷いことした。ごめんなさいしたいのに私はもう行けない。
行くのが怖い。女の子たちの目が怖くて怖いの。でも先生に優しくされると好きになる。好きがどんどん積もるの。ﾋｸｯ...｣



渡辺｢お前のそういうとこすげーよ。｣



｢え？｣



渡辺｢酷いことしたのは先生の方だよ笑なのに、変わらず好きでいられるのすげーよ。｣



｢翔太くんって、褒め上手だよね笑｣



渡辺｢うるせ笑
...明日から迎えに行くから一緒に行こ。｣



｢え？｣



渡辺｢俺、変わらずAちゃんのこと好き。だからこそ一緒に進級しよ。｣



｢翔太くん...｣



渡辺｢違うクラスだけど守るから。愚痴でもなんでも聞くから。な？｣












俺に出来ること少ないと思う。でもAちゃんとどんな関係でも仲良くいたい。必ず助けよう。

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