俺の生徒《Ren.N》 (ページ5)

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# 新たな校則破りページ5

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夜先生たちと飲んだ帰り。俺は酔いが覚めてきて意識もきちんとある時にこの目で見た。

永瀬『A？』

キラッキラとしたドレス着て
めちゃくちゃ胸元見えて髪の毛もクルクル。
キャバ嬢なん？こんな所でバイト？

待って待って…
バイトも禁止やけど、未成年がキャバクラ？
俺と頭パニック中なんやけど…

俺は待ち伏せしてた。
怪しまれないように近くのコンビニで時間つぶしたりしてた。

『はぁ…疲れた～』

来た。
俺はAの手首を掴んで人通りの少ない所へ連れていった。『離せよ！永瀬！』と言う。俺はそんな声を無視した。

『なんだよ！』

永瀬『Aこそなんなん？未成年がキャバ嬢？しかもバイトも禁止なのに』

『そうでもしなきゃ………ﾁｯ…離せっ！』

永瀬『言いかけてるやん。なに？話さないと分からんよ？』

『やだ。言わない！あんたなんかに…』

永瀬『じゃあ逆になにしたら、話してくれるん？』

『何しても話さねぇよ。永瀬なんかに。』

永瀬『ならここから逃げられないで。』

俺も心折れてる場合ちゃうで。
俺も強気でいかんとAはどんどん学校で悪い人になる。いや、悪くないかもやけど、校則を破り続ける。

『ﾋｸｯ…』

初めて見た涙。
なんで泣くん？俺悪いことした？聞いちゃいけないことした？

『もう…嫌だ…』

永瀬『なにが？』

『ウザイの…もうウザイ！永瀬も！ウザイ…家も…やだ。』

少しずつ流れてた涙が一気に溢れ出できた。
俺はAの背中を摩った。