教育実習生と生徒《Ren.M》 (ページ44)

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ケンカもせず、大学やバイト、仕事で疲れてもお互い一緒にいれること出来れば小さな幸せだった。そんなある日。家で映画をみていたら『A結婚したい？』と言われた。

『なに笑急に笑』

目黒『真剣に聞いてるの。したい？』

『…そりゃ…したいけど…』

目黒『けど？』

『…こんな歳でドレスなんて…』

目黒『いいよ。着よ？』

『えっ…』

ソファーに座ってた私の前に蓮が来て私の手を握ってた。蓮の手は少し震えてた。

目黒『…もう少し時間かかるけど、俺が大学卒業したら、結婚しよ。』

『うそ…』

目黒『嘘つかねーよ笑Aのウェディングドレス姿も絶対キレイだし…つーか…他の人に見せたくないくらいキレイだと思う！』

『ほんと笑根拠もないのに…笑』

何故か説得力ある。
不思議な力を持ってる男だ。

目黒『もう少しだけ…待っててね。』

『ほかの女の子…好きにならない？』

目黒『なんない』

『蓮と真逆な性格なのに？』

目黒『例えば？』

『んー…キレイ好きな私と汚くする…蓮？笑』

目黒『ははっ笑失礼だな笑逆にこんな俺受け入れてくれる？汚くしても…』

『受け入れるよ。』

目黒『なら大丈夫。Aこそ俺以外の男に惚れんなよ？』

私は思いっきり頷いた。
私はずっと蓮のこと待つ。

プロポーズの予約もされたから私も今よりももっと好きになってくれるように努力するよ。

この先蓮とずっと幸せにに過ごせますように。

～end～