恋の神様《Ren.M》-番外編- (ページ16)

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目黒『怜央と麗華のおばあちゃんは、この人。で、おじいちゃんは、パパが小さい時に死んじゃったの。』

麗華『おそらにいっちゃったの？？』

目黒『そ。』

怜央『おれだけわからん！』

目黒ママ『Aさんに似たのね。』

『えっ？』

目黒ママ『怜央くんよね？怜央くんのおバカなところAさんに似て…』

目黒『マジで帰れ。もうAも怜央も麗華も俺が幸せにするって決めたんだよ！』

怒鳴った声で言う。
ふたりは泣かなかった。すると怜央が蓮のおかあさんの前に出て…

怜央『おばあちゃ！ぼくあほや！ままがぁ、にこにこで、怜央も麗華もぱぱもにっこにこ！で、あのねね、ぱぱね、ままにおこられてる！ねてるとき！だからね、おもしろい！』

目黒『怜央。ありがとな？』

夜私が怒るって…もしかして床で寝てた時声聞こえてたってこと？って考えたいけど、真剣に話してる怜央に感動した。

向井『おかあさま。目黒もAも幸せな顔しております。Aはかわいいし、面倒見良いし、ほんまに俺らも幸せもんです。』

宮舘『怜央くんも麗華ちゃんもきちんとお手伝いします。ふたりもきちんと親です。』

すると麗華が部屋に行って何かしてる。

目黒ママ『ったく…なんなのよ。あなたたちは…こんなAさんを認めるだなんて…』

麗華『おばあちゃーん！みて？』

目黒『えっ…』

麗華『ぱぱとおばあちゃんとままとりょうくんとこうちゃんと怜央くん！麗華ね、笑うの好き！』

みんなの顔を書いた麗華。『ありがとね？麗華。』と頭を撫でると蓮のお母さんはその絵を受け取った。そして胸に刺さったのか初めて麗華を抱きしめた。近くにいた怜央のことも。

目黒ママ『…ﾋｸｯ…ごめんなさいね…Aさん。』

『えっ…？』

目黒ママ『わたし帰るわ。』

『おかあさん？』

目黒『どうして麗華と怜央抱きしめたの？』

目黒ママ『おバカな家族だからよ…』

向井『駅まで車で送りますよ？』

笑顔を見せてきた気がする。認めてくれた？すると怜央が『りょうくん！おなかぺこ！』と言い出した。蓮は深呼吸して『俺も』と笑顔で。『麗華も！』と走っていった。