検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:136,613 hit

夜の散歩 ページ31

.







泣いたあと散歩した。
夜の散歩はちょっぴり肌寒かった。






でもたくさん泣いてスッキリした。
私もう決めたから。









?『そこの可愛いお嬢ちゃん。ひとりでこんな夜どうしたん?』



『えっ?』









振り向くと私の家の鍵が…2つ……?それに鍵を持ってる彼は…









『廉…?』



永瀬『ずーっと“鍵落としてるでー”って言ってんのに話すら全く聞いてないわ。』



『ごめん。ありがとう…』









取ろうとしてるのに彼の手に力が入りすぎて取れない。









永瀬『ほんまに家出ていけって言ってるんやったら、なんで俺の持ってる鍵…返せとか言わんの?』









ん?!

今気づいた。
廉に鍵を渡したまま。









永瀬『あほ。お前みたいな力弱い人が俺に勝てるわけないやろ?』



『…んっ!返して!』



永瀬『はぁ…来い。』



『えっ?』









廉は私の手を握り…
ホテルへきた。









永瀬『ペラペラ一人で喋って、一人で解決してるA。すげぇ腹立つからここで俺の思い…伝えるわ。』



『まっ…待って…!ホテルなんて…
もしかして…』




永瀬『…無理やりなのは分かってる。でも…俺止まらんよ。』









そして部屋につき廉はすぐに私を抱きしめた。
押したいのに…押せない。









永瀬『…5年前と変わらん。ほんまにお前のこと好き。好きすぎて……止まらん。』



『でも…ミナミ先生…は?』



永瀬『アイツの想いも聞いた。でも違う。お前じゃなきゃあかん。』



『…!』



永瀬『いい加減…俺のこと信じて。
こんな言い方…悪いけど……とにかく……5年前冷たくしたことは俺…めちゃくちゃ後悔してる。でも、好きという想いは全く変わらん。つーか…さらに好きになった。大好きになった。』




『…ほんとに…?』




永瀬『…ほんま。』




『…明日になったら…違う人好きとかなる?』



永瀬『ならん。ここで俺の愛…確かめる?』



『…優しく?』



永瀬『素直やったらな?笑』









私は廉からのキスを受け止めた。
正直信じるか信じないか迷った。でも、廉の言葉を…信じたい。だから、どんなキスでも受け止めた。









『はぁ…んっ……もっ…と…』



永瀬『えろぃなぁ〜!チュッ…』









廉の舌は私の口内で動き回ってる。
私は廉のキスに溺れる。

朝の光→←ひとりぼっち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (132 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
573人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

LOVE(プロフ) - Aさん» ありがとうございます!更新も頑張りますし、ただいま新作を頭の中で大体の話を作っているのでお楽しみに〜! (2019年12月17日 22時) (レス) id: 2367203f0f (このIDを非表示/違反報告)
A - 更新お疲れ様でした!保健室登校や他のお話がとてもおもしろいです!これからも頑張ってください!新作まってますね! (2019年12月17日 21時) (レス) id: c593ad42f9 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - さゆさん» コメントありがとうございます!(*^^*)まもなく完結します^^*最後まで応援よろしくです! (2019年12月11日 17時) (レス) id: 2367203f0f (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - atu66mi67yu129さん» コメントありがとうございます!毎日更新頑張ります(*^^*) (2019年12月11日 17時) (レス) id: 2367203f0f (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - もうすぐ完結ですか?毎日更新お疲れ様です!!これかれも頑張ってください。楽しみにしています!! (2019年12月11日 6時) (レス) id: adcb5930fd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:LOVE | 作成日時:2019年12月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。