夜の散歩 ページ31
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泣いたあと散歩した。
夜の散歩はちょっぴり肌寒かった。
でもたくさん泣いてスッキリした。
私もう決めたから。
?『そこの可愛いお嬢ちゃん。ひとりでこんな夜どうしたん?』
『えっ?』
振り向くと私の家の鍵が…2つ……?それに鍵を持ってる彼は…
『廉…?』
永瀬『ずーっと“鍵落としてるでー”って言ってんのに話すら全く聞いてないわ。』
『ごめん。ありがとう…』
取ろうとしてるのに彼の手に力が入りすぎて取れない。
永瀬『ほんまに家出ていけって言ってるんやったら、なんで俺の持ってる鍵…返せとか言わんの?』
ん?!
今気づいた。
廉に鍵を渡したまま。
永瀬『あほ。お前みたいな力弱い人が俺に勝てるわけないやろ?』
『…んっ!返して!』
永瀬『はぁ…来い。』
『えっ?』
廉は私の手を握り…
ホテルへきた。
永瀬『ペラペラ一人で喋って、一人で解決してるA。すげぇ腹立つからここで俺の思い…伝えるわ。』
『まっ…待って…!ホテルなんて…
もしかして…』
永瀬『…無理やりなのは分かってる。でも…俺止まらんよ。』
そして部屋につき廉はすぐに私を抱きしめた。
押したいのに…押せない。
永瀬『…5年前と変わらん。ほんまにお前のこと好き。好きすぎて……止まらん。』
『でも…ミナミ先生…は?』
永瀬『アイツの想いも聞いた。でも違う。お前じゃなきゃあかん。』
『…!』
永瀬『いい加減…俺のこと信じて。
こんな言い方…悪いけど……とにかく……5年前冷たくしたことは俺…めちゃくちゃ後悔してる。でも、好きという想いは全く変わらん。つーか…さらに好きになった。大好きになった。』
『…ほんとに…?』
永瀬『…ほんま。』
『…明日になったら…違う人好きとかなる?』
永瀬『ならん。ここで俺の愛…確かめる?』
『…優しく?』
永瀬『素直やったらな?笑』
私は廉からのキスを受け止めた。
正直信じるか信じないか迷った。でも、廉の言葉を…信じたい。だから、どんなキスでも受け止めた。
『はぁ…んっ……もっ…と…』
永瀬『えろぃなぁ〜!チュッ…』
廉の舌は私の口内で動き回ってる。
私は廉のキスに溺れる。
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LOVE(プロフ) - Aさん» ありがとうございます!更新も頑張りますし、ただいま新作を頭の中で大体の話を作っているのでお楽しみに〜! (2019年12月17日 22時) (レス) id: 2367203f0f (このIDを非表示/違反報告)
A - 更新お疲れ様でした!保健室登校や他のお話がとてもおもしろいです!これからも頑張ってください!新作まってますね! (2019年12月17日 21時) (レス) id: c593ad42f9 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - さゆさん» コメントありがとうございます!(*^^*)まもなく完結します^^*最後まで応援よろしくです! (2019年12月11日 17時) (レス) id: 2367203f0f (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - atu66mi67yu129さん» コメントありがとうございます!毎日更新頑張ります(*^^*) (2019年12月11日 17時) (レス) id: 2367203f0f (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - もうすぐ完結ですか?毎日更新お疲れ様です!!これかれも頑張ってください。楽しみにしています!! (2019年12月11日 6時) (レス) id: adcb5930fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LOVE | 作成日時:2019年12月5日 22時