5年ぶりの彼《Ren.N》

招待状 ページ11

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食べ終わってゆっくりしていた時。
私は郵便物のチェックを忘れてたから見てみたら…









【AAへ】









誰からかな？









開けてみると…









『えっ？！』



永瀬『ん？！なに…？！』



『ねぇ！玄樹とナオ結婚…だって！』



永瀬『はぁ？！玄樹って…岩橋…？』



『そうだよ！』



永瀬『めちゃめちゃすごいやん！それ…結婚式の招待状？』



『6月17日にやるみたい！』



永瀬『おぉーじゃあ…再来週か！俺も行こうかな！』



『喜ぶよ！行こう？』



永瀬『よし！行くわ！』









少しずつだけどあのときみたいに話せるようになってきた。









でも…
好きにはなっていけない。









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時が経ち廉はうちに住むようになった。







『え？何持ってきたの？』



永瀬『服。下着。枕。』



『は？！』



永瀬『ええやん！今日からよろしくぅー！』



『…はい笑鍵。無くさないでよ？』



永瀬『俺やもん。無くさんわ。』









一緒に住めて嬉しいのになんかあまり嬉しくない。
それに、好きにはなっていけないから。好きになったら、夢を壊してしまうから。夢が壊れたら、許せないことだから。取り返しのつかないことになるから。

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