忘れ物《Ren.N》番外編

つ ページ18

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そしてクリスマスが終わり大晦日。







永瀬『寒っ…！なんで掃除すんのよ…』



『普段から汚いからでしょ！ほら窓開けるよ！』









掃除をしていると懐かしい写真とか…ルーズリーフ。









永瀬『懐かしいもんあったなー。』



『あとでみようね！まず片付けるよ！』









見てたら泣きそうだな。懐かしすぎて。









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やっと終わったー。









永瀬『なぁー！ルーズリーフ…まだ閉まっておこう？俺の誕生日のときに…見よう？』



『うん…いいよ！』









そしてお茶を飲みながら、こたつに入っていると廉くんはわざわざ狭いところにくる。つまり私の隣。









『なーに？廉くん…』



永瀬『めちゃくちゃ甘えたいねーん。笑』



『かわいいでちゅね！よし！お風呂行こ…うわっ！』









こたつから出られない！









永瀬『俺から逃げるなんて最悪やでー？どアホちゃん！』



『もぉ！可愛くてしんどいの！』



永瀬『かわいいのは、Aたん！よしよしっ！』



『くしゃくしゃしないで笑』



永瀬『お風呂行く？』



『一緒に来んの？』



永瀬『当たり前やん笑』



『変態廉くん！』



永瀬『早く着替えないと年明けてしまうで？』









廉くんは私の後ろをついてきてお風呂に入ってきた。
まもなく年明けてしまうよ。









こうやって素敵な2人になれたらいいな。









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永瀬『上がりたいけど…Aたん…』



『ん？』



永瀬『部屋にパジャマ置いてきた笑』



『はぁ？！笑じゃあ。取ってくるね！忘れん坊さん！』



永瀬『忘れん坊さんは、Aたんから始まったんやろ？笑』









確かにそうだ。
もし私の忘れ物なかったら、どうなってたんだろう。









永瀬『でも、Aちゃんが忘れ物してくれたおかげでこうやって出逢えたし、しかも幸せ。ありがとう…笑』



『改めてやめてよ…///』









素敵な2人になれますように。
そう願いながら新年を迎えた。









あけましておめでとう。廉くん

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