忘れ物《Ren.N》

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Jin Side






Aちゃんのこと好きなのにいつも廉のところへいく。





ってか廉にとられる。






俺の方が先に好きになったのに...。









『じゃあ、先輩たち！お化け屋敷楽しんでくださいね！』









笑顔満載。
さっきの顔よりもすごく晴れやかになっている。









廉のおかげであんな可愛い顔になったのかな？









永瀬『おい...ホンマに入らないとあかんの？』



神宮寺『だって、Aちゃん楽しみにしてるよ？』



永瀬『せやけど...。』









すごい怖がってる廉。ってか俺も怖いんだけど...ね。









受付『ではどうぞ！2人入りマース！』









入る前からすごい怖いし、廉がずっと俺の後ろ掴んでるの。









永瀬『なぁまじ歩くの早い！』



神宮寺『早く行けば出れるよ？』



永瀬『だって、怖いやん。むりむり。もう帰りたい！うわぁーー！！』




神宮寺『ちょっと！俺歩けなくなる！うわっ...。あれ？Aちゃん？』





『うらめしーや！』





永瀬『ほんまむり...』




神宮寺『倒れそうになってるし...』









なんとか出れたお化け屋敷...。
ビックリはしたけどあまり怖くなかったかな。









『あっ！神宮寺先輩！』



神宮寺『Aちゃん！』



『永瀬...先輩大丈夫ですか？笑』



神宮寺『大丈夫大丈夫！』









Aちゃん。









あなたの好きな人って永瀬廉？









俺の方...見てくれないの？

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