LETTER23 ページ23
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Ren Side
俺はAちゃんのクラスを覗きに行った。
するとAちゃんは窓側でずっと外を見てる。
見たくないんやろうな...平野とアミちゃんのこと。
紫耀『A!今日カラオケ行こう?』
『行かない。』
アミ『どしたの?!大丈夫?』
『大丈夫』
俺は思わず声を掛けてもうたわ。
永瀬『佐藤さん!ちょっと来て!』
3度目のAちゃんの手首。
掴んで急いでふたりきりになれる準備室。
物置みたいやから広い準備室も狭く感じ俺らの距離も近すぎた。
永瀬『ごめんな。』
『いいえっ...。』
永瀬『...。』
『先輩...近いです...!』
永瀬『佐藤さん。顔赤いよ?笑』
『いじわる...!』
永瀬『可愛いよ。』
俺はAちゃんの頭を優しく撫でた。
ほんまは俺の。俺のものにしたい。
だけど...
神宮寺...も好き。
永瀬『1時間ぐらいサボろうか?笑』
『えぇー?笑』
永瀬『大丈夫やて。それからひとついい?』
『なんですか?』
永瀬『ふたりきりのとき敬語やめよ?笑』
『えぇー...ムリですよ。先輩だし...。』
永瀬『せめてさ...俺にだけでええからなんでも話して欲しいねん。平野のコトとかいろいろ?』
『...わかっ...た。』
永瀬『やった!』
『じゃあ、先輩...私からもいいですか?』
永瀬『なに?』
『下の名前で...読んで欲しい...』
永瀬『ええよ。』
俺はAちゃんの目線に合わせて
永瀬『Aちゃん。』
『な...なが...せくん...。』
永瀬『それええな!笑』
少しでも元気になれますように。
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LOVE(プロフ) - 涼宮美桜さん» そう言ってくれてうれしいです(^^*) (2019年10月2日 21時) (レス) id: 5092ac736c (このIDを非表示/違反報告)
涼宮美桜 - このお話も本当に最高で、一気に読みました!!すっごく素敵なストーリーでした!! (2019年10月2日 18時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - のりさん» 楽しみにしてくれてうれしいです(*^^*) (2019年9月29日 22時) (レス) id: 5092ac736c (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 初めまして。お話更新されるのたのしみにしてました。番外編あったら是非みたいです。 (2019年9月29日 22時) (レス) id: faefb0960a (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます(*^^*)私、pink書くの下手なんですが、大丈夫ですか?笑 (2019年9月18日 6時) (レス) id: 5092ac736c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LOVE | 作成日時:2019年9月12日 22時