近すぎて気付かない存在《Ren.N》

学校案内 ページ12

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廉『よしっ！やっと放課後や！』









昨日は廉が帰り遅かったから話せなかったから昨日の生徒会活動のこと話そうとしたら...。









廉『よし！マコちゃん！案内したる！いこ！』



マコ『うん！』









そんなふたりを見てて何も出来なかった。









しかも...今日はすぐ帰れるのに...









カスミ『A。』




『カスミ...。』




カスミ『学校案内...こっそりついて行こっか！』




『えっ？！』




カスミ『だって、Aの顔...気になってる顔なんだもん！いざとなれば逃げればいいから！』




『ありがとう！カスミ！』









ゆっくりついて行くことにした。









廉『ここが保健室！さぼり場所や笑』









よく廉とサボってたなー。









廉『んで、ここが理科室、家庭科室、コンピューター室！』




マコ『へぇ〜』




廉『学校広すぎよな笑』




マコ『うん笑』




廉『まぁゆっくり覚えればいいし、移動教室の時ふたりで行こ。』









ふ た り で？？？









いつもみたいに私は？イヤになったの？廉...。









私は逃げた。









カスミ『A！』









逃げて逃げてこんな気持ち初めて。









廉A!ごめん。明日から一緒に行けんわ。









酷いよ...。

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