あの頃の記憶《Ren.N》

チ ページ17

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紫耀『大丈夫だって。』



『紫耀くん...。』



紫耀『確かに、Aはおとうさん亡くなったけど、永瀬先生なら大丈夫だよ。』



『でも、大切な人を無くしたくない...。私を1人にする...。』



紫耀『じゃあ、ここで俺言っていい？』



『えっ？』



紫耀『俺、Aが好き。』









えっ...？









紫耀くんが私の事...？









紫耀『でも、Aも素直になって欲しい。俺はAが辛い時いつでも飛んでこれる平野紫耀になる！』




『紫耀くん...。』




紫耀『大丈夫。俺ら付き合わなくても幼なじみの関係壊れない。なんでも言える大切な関係にしたい。恋でも友達でもなんでも！』




『紫耀くん。優しくて、私、ずっとお兄ちゃんみたいに見てた。それに、おバカで天然。最高なお兄ちゃん。って思ってた。私、紫耀くんとずーっと幼なじみでいたい。』




紫耀『いいよ！よく言えました！A！』









クシャクシャ髪の毛をされ、









私たちの絆は更に深まった。









ありがとう。紫耀くん。

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