ドSな彼氏《Ren.N》

ほ ページ30

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そして土曜日のお昼ー。









紫耀くんとミユさん。









私と廉でダブルデート...。









場所は...









紫耀『ねー！Aちゃん！あれ乗ろう！』



『いいけど...』



廉『なに？』



『廉はジェットコースター苦手だもんねー。』



廉『苦手ちゃうわ。お前の身長でこのジェットコースターには乗れへんやろうなー？ﾆﾔﾘ』



『ﾁｯ...。』









遊園地！









廉『舌打ちしたな？あとで...』









私の耳元で...。









“ お仕置きやで？ﾆﾔﾘ ”









こうやってデートの時もいじめないでよ...。









ミユ『廉くん！隣で...。『おい！A。』』




『ん？うわっ...』




廉『ジェットコースター俺の隣な？』




『えっあっ...。うん。』




紫耀『えぇーーーずるい！』




廉『俺のやから。』









言い方はキツイけど、









どこか不器用で









優しい私の彼。









『緊張してきた〜！』



廉『...。』



『あれ？』









きっと怖いんだなー！れーんくーん！









『きゃーーーーーーっ！たのしぃ！』



廉『ｷﾓﾁﾜﾙｯ...。』



『ほら、前見て！れん！』









隣を見ると、廉は酔ってそうな顔。









私の右手をがっしり掴む廉。









.









『たのしかった！』



廉『ったく...腹立つなー。』



『イライラしないでよ！飲み物買ってくるからね？休んでて！』



紫耀『Aちゃん！迷子になると悪いから一緒にいく！』



廉『しょっ...ｵｴｯ...。』



ミユ『大丈夫？そんなにダメだったの？』



廉『ﾁｯ...』



『あっ！舌打ちした！』









どんだけダメなのよ。









紫耀『じゃあ買ってこようか！』



『ちゃんと休んでよ！廉！』



廉『あぃ。』









弱ってる廉。









最高だなー！

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