6，3人の刺客 ページ7
「私はただ憧れているだけで…全然オールマイトには近づけてないし…
でもいつか、絶対にいつかは
辿り着きたいなって思っているんです」
「ふふ。きっとなれるわ、
憧れる者同士、頑張りましょう！」
ニコ、と笑ってくれるメリッサさんに
釣られて嬉しくなった私も笑い返した
そんな和やかな雰囲気の中、
「楽しそうやね、(人2)ちゃん」
「ひっ！？」
しっとりとした悪寒のする声に振り向けば、
そこには見覚えのあるお三方の姿が。
「う、麗日ちゃん！？それ耳郎ちゃんと
八百万ちゃんまで…どうしてここに！」
「…楽しそうやね、(人2)ちゃん」
2回言った！？！？
「こほん、」
平笑いの麗日と、それに困惑するAの間に
入って咳払いをする八百万。
「(人1)さん、
とっっても楽しそうでしたわ」
「へ？」
「ウチらと話す時よりも、何十倍もね」
「えぇ〜？そんな心外だああ…っ」
私が必死に誤解を解こうとしても、
彼女らの視線は私を突き刺すばかりか
貫通しそうです…痛い、
痛いよ麗日ちゃん達…
そんな困惑している私に
メリッサさんが隣に立った
「(人2)さんのお友達？」
「は、はい…クラスメイトなんですが…なぜか
変な誤解をされてしまっているようで…」
「そうだったのね、こんにちわ。
私はメリッサ・シールドって言うの。
今(人2)さんに会場を案内していて、
私のパパとマイトおじさまが…」
「わゔぁゔぁゔぁああばばばあばあああ！」
メリッサの口から
「マイトおじさま」という
Aにとってパワーワードである単語が
出た瞬間、突然Aは奇声をあげる。
メリッサを麗日達から引き離して
彼女らに小声で懇願した。
「お、おおお願いします。
私がオールマイトの同伴者だってことは
内緒にして欲しいんです！」
「どうして？もしかして
マイトおじさまと(人2)さんが
本当は付き合っているとか？」
なんでそうなる！？
「い、いやあその、あの…
それはむしろ、とても魅力的な
展開ですがそうじゃなくって！
色々事情があるんです！」
必死なAを見て何かを察したメリッサは、
嫌な顔一つせず
『分かったわ』と笑顔で返してくれた
そして天使のように微笑み、
疑いの目を向ける3人にこう言った
「良かったらカフェでお茶しません？」
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無希(プロフ) - 高音さん» ありがとうございます！通知設定して下さってるんですか！？わあああああああいいい！えっっっっっっ！？！？！？イラ、イラストを描いて下さる、だとっ！？えっt、え見たい！！！無理にとは言いませんが、もし可能でしたら見せて下さいね！ (2020年1月2日 0時) (
レス) id: cc92cec0e4 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - Lilyさん» 最初から！？うわあああ貴重なお時間を使って下さりありがとうございます！！！そう言って頂けることが私にとって何よりの元気ドリンクです！！(笑)本当にありがとうございました！！！ごちそうさまでした！！！！ (2020年1月2日 0時) (レス) id: cc92cec0e4 (このIDを非表示/違反報告)
高音(プロフ) - 完結おめでとうございます！！そして更新本当にありがとうございます！！通知来た途端にすぐ飛んで来ました！この小説ならではのオリジナル等があり、とても楽しかったです！次回作も待ってます！いつか『何度でも』、『己を示す』の夢主達のイラスト描こうと思います！ (2019年12月30日 21時) (レス) id: e62d4c7bb6 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 完結おめでとうございます!!もう一度最初から読ませて頂きました！とても面白かったです！次回作もとても楽しみにしています！無希さんのペースで更新頑張って下さい！楽しみに待ってます！ (2019年12月30日 20時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 桃香さん» こちらこそコメントありがとうございます！そう言っていただけるとますます次回作へのやる気が湧いてきました…！！鬼滅もまだ書くか迷っていますが、もしも書けたら頑張りたいです！！他の作品も読んでいただいてたんですね…っ感謝感謝です、ありがとうございました！ (2019年12月30日 19時) (レス) id: b532d6044e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2019年4月11日 18時
