歌声40 ページ44
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お姉ちゃんがトットムジカを歌うと、テレビの画面が闇に呑まれていった。
私がトットムジカの能力に呆然としていると、テレビがプツッといって切れてしまった。
慌てて現実世界を写しているテレビを見ると、さっきのテレビと同じように、プツッといって切れてしまった。どうやら、現実世界にもトットムジカが現れたみたい。
「······どうしよう」
何も見えないテレビ二台を震えながら見る。すると、突然私の頭に何かが入ってきた。
それは、お姉ちゃんの記憶のようだった。
私は幼い頃から今までのお姉ちゃんの記憶を見終わる。···自然と涙が流れてしまったのか、頬に温かいものが伝う。
お姉ちゃんが私には言ってくれなかった悲しい記憶。
「お姉ちゃん、私を悲しませないように、言わなかったのかな···」
私が昔のことをお姉ちゃんに伝えたあの夜を思い出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そんな辛いことがあったんだね。」
言い終わった私にウタが優しい声で話しかけてくれた。
私が何もかもが不安になってウタに抱きつくと、ウタは何も言わないで抱き締め返してくれた。
「でも大丈夫！Aには私がいる！
···そうだ！私がAの家族になってあげるよ！双子の姉！どう？」
私が「お姉ちゃん？」と言うと嬉しそうにお姉ちゃんは私の手をとって「うん！」と返事をしてくれた。
「ねえねえ、一緒に新時代を作ろうよ！Aと私なら、何でも出来る気がするの！」
私はその言葉に惹かれて頷き返した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの時、励ましてくれたけど、どう思っていたのかな···
私はお姉ちゃんの裏の顔を思い出す。本当は、海賊が好きなんでしょ？隠してもお見通しだよ、お姉ちゃん。
「今度は私がお姉ちゃんを助けてあげないと。」
そして「大丈夫」って声をかけてあげるんだ。
私がそう考えていると、急に眠気が襲ってきた。
何で！？今···眠っちゃ······
眠りそうな脳で考えて、私は察してしまった。もしかして、お姉ちゃん、
___________________今、私の能力を使おうとしてる？
私の意識はそこで途絶えた。
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よっしー(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます😭今のところ、他のキャラがいいとの意見がないので、ローさん落ちの予定です😊更新不定期ですが、辛抱強く待ってくれると嬉しいです！！🙇♀ありがとうございます！！😆 (2023年3月16日 18時) (
レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» 分かります！😌そこにみんな惚れてるんですよね…多分☺️ (2023年3月16日 17時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2023年3月15日 21時) (レス) @page47 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ウタ本当に曇らせ出来た理由が自己中心的だからなんだよなぁ… (2023年3月15日 17時) (レス) @page45 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます😭コビーいいですよね……ローですね！了解です！！☺️ (2023年3月5日 9時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっしー | 作成日時：2023年1月27日 18時
