歌声38 ページ42
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私が瞬きをしたときには、浜辺の世界ではなく、暗闇にいた。
私は身体中を手で触った後、「あ、あ〜」と声を出してみた。
···身体あるし、意識もあって、声も出せる。
何処だろう、此処
私がそう考えていると、目の前がスポットライトが当たったかのように丸く光り、その光の中にテレビがあることに気がついた。
私は何も手がかりを持っていないので、テレビの画面から手がかりを得られないかと思い、テレビの前に座り込んで画面を見る。と、その画面には、ルフィが写っていた。
「どうしてルフィ···？」
私が首を捻って見ていると、今見ているテレビの隣にまた光が当たり、またテレビが出てきた。
私は何がなんだか分からなくなりながらそちらのテレビも見る。と、その画面には、雨が降る中、眠っているルフィが写っていた。
「？？？」
頭がパニックになる。と、起きている方のルフィが『ウタ！！』と怒鳴った。
その言葉で私は理解する。此処は、お姉ちゃんの身体の中なのか！
じゃあ今怒鳴ったルフィはウタウタワールドのルフィで、眠っているルフィは現実世界のルフィってことね···
私は一人でうんうんと頷く。そしてウタウタワールドの世界を写した方のテレビを見ることにした。
しばらくお姉ちゃんとルフィが話していると思ったら、お姉ちゃんがシャンクスから預かったルフィの麦わら帽子を破いた。
私はその麦わら帽子を見て口に手をあてる。ルフィはお姉ちゃんにまた怒鳴った。
『あんなにシャンクスと赤髪海賊団が好きだったじゃねェか！！
何でこんなことするんだ！！昔のウタなら、姉ちゃんを気絶させたりしねェだろうが！！！』
「······！！」
私はルフィの言葉に肩を震わせる。
『___________姉ちゃん！』
ルフィが私のことを姉ちゃん、とまだ呼んでいることに涙を潤ませた。さっき聞いたはずなのに、涙が出そうになる。
私の手を引いて前を歩くルフィ。シャンクスに馬鹿にされた〜！と愚痴を溢すルフィ。エースと友達になれた！と報告をしてきたルフィ。怖い夢見た、一緒に寝て···と私の服の裾を引っ張って言うルフィ。二人きり以外の時だけ、名前呼びになるルフィ。
今でもルフィのことを鮮明に思い出せてしまう。私は_________
「ルフィのことを嫌うこと、どうしても出来そうにないや。」
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よっしー(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます😭今のところ、他のキャラがいいとの意見がないので、ローさん落ちの予定です😊更新不定期ですが、辛抱強く待ってくれると嬉しいです！！🙇♀ありがとうございます！！😆 (2023年3月16日 18時) (
レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» 分かります！😌そこにみんな惚れてるんですよね…多分☺️ (2023年3月16日 17時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2023年3月15日 21時) (レス) @page47 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ウタ本当に曇らせ出来た理由が自己中心的だからなんだよなぁ… (2023年3月15日 17時) (レス) @page45 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます😭コビーいいですよね……ローですね！了解です！！☺️ (2023年3月5日 9時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっしー | 作成日時：2023年1月27日 18時
