歌声31 ページ34
·
Noside
「可哀想に······私が楽にしてあげる。」
ボディーガード達を見てウタはそう言う。
瞬間、銃の玉がウタの横を通った。その銃声にレミィは怯え、しりもちをつく。
他の観客達もビビりながら、緊張した顔でステージを見た。
「いいから早くこいつをやるんだえ！わちしの言うことを聞かないやつは殺,すえ！！」
チャルロス聖がそう急かす。ボディーガード達は銃を構えた。
「ごめんな、ウタ！」
「俺たちだって、殺,したいわけじゃないんだ！！」
「家族が、殺,されてしまう！！」
その様子を見てウタは、表情に影をつけて手を上に挙げた。
辺りに切羽ずまった空気が走る。
______________すると、
「ぐぇっ！く、苦しいえ”！···っ、ガハッ！」
チャルロス聖が意識を手放した。
「········え？」
「ほら、言ったでしょ。私が楽にしてあげる、って」
ウタはそう言って微笑む。ボディーガード達は天竜人が気絶しているのを見て飛び上がって喜んだ。
そして観客達がうおおおお！と声を出す。
「ウタ！やっぱり貴方は私達の救いよ！」
「ウタ！ウタ！」
ウタコールが始まる。それを聞いてウタはパンッと手を叩いてコールを止め、話し始めた。
「いい？此処は地位も関係のない場所なの。私が造った世界。
だから、此処で皆や私が嫌がるようなことをしたら、私がコテンパンにしてやるからね！
······天竜人でも容赦なく、ね！」
その言葉を聞いてまた観客達が声を出す。その歓声を聞きながらウタは手の中にある休符を見て、何か小さく呟いた。
______________「Aは天竜人が嫌いなんだよね。だって、天竜人のせいで······。私がこの世界に着た天竜人は皆···
殺,してあげるから、安心してね。麦わらの一味と死の外科医からも守ってあげる。
フフッ、だいすき、あいしてるよ、A。」
·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よっしー(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます😭今のところ、他のキャラがいいとの意見がないので、ローさん落ちの予定です😊更新不定期ですが、辛抱強く待ってくれると嬉しいです！！🙇♀ありがとうございます！！😆 (2023年3月16日 18時) (
レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» 分かります！😌そこにみんな惚れてるんですよね…多分☺️ (2023年3月16日 17時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2023年3月15日 21時) (レス) @page47 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ウタ本当に曇らせ出来た理由が自己中心的だからなんだよなぁ… (2023年3月15日 17時) (レス) @page45 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - クロノトさん» コメントありがとうございます😭コビーいいですよね……ローですね！了解です！！☺️ (2023年3月5日 9時) (レス) id: 7220e5d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっしー | 作成日時：2023年1月27日 18時
