Dear.俺の最愛の人【やまけと】 (ページ8)

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I・K　７ページ8

圭人side

今回は俺のソロカットが最後だった。

伊野ちゃん暇してるよね…

「お疲れさまでした！」

撮影を終えて、スタジオを出ると、腕をつかまれた。

「けーいと。」

「びっくりした…

待っててくれてありがとう。」

「圭人が俺に用あるって言ったんじゃん。」

からかうように明るく笑う伊野ちゃん。

俺があんまり話したくないことだと悟ってくれてるみたいな振る舞いが嬉しい。

「どこで話す？みんなには先帰るように言ったから、楽屋でもいい？」

「うん、じゃあ楽屋で。」

お互い黙ったまま楽屋に戻った。

「どうぞ。時間はたっぷりあるから、話したいこと話してね。」

伊野ちゃんは椅子を二脚出してきて、そのうちの一つに腰掛けた。

「圭人も座りな？」

「うんっ！」

微笑む伊野ちゃんの前に座る。

飄々としてつかみずらい伊野ちゃんが俺の留学に対してどんなことを思うのか想像しにくい。

俺は、目の前で真剣な表情で俺の言葉を待ってくれる伊野ちゃんに留学のことを話した。

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作者です。

評価・お気に入り、本当にありがとうございます!!!

つたない作品で至らない点もあると思いますがよろしくお願いします。