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A・D 3 ページ4
大貴side
〜〜〜〜
「そっか…」
圭人が演劇の勉強がしたいこと、自分を成長させたいってことが分かった。
俺の独断で決めることはできない。
でも、自分の目標をしっかり、強く話す圭人がかっこよかった。
「どう転ぶかわからないけど、チャンスだし、応援するよ。」
俺の言葉に圭人は泣いた。
「泣くなよ〜話してくれてありがとうな。」
圭人の涙を指で拭う。
「だ、だいちゃんこそっ、応援してくれて、ありがとう、、、」
「そりゃ圭人が決めたことなんだし、せっかくだから頑張るべきでしょ。」
俺が笑いかけると、圭人は涙を一生懸命ひっこめた。。
「うんっ！俺、頑張るね！」
「よしっ！今日は俺がご飯おごるわ。」
「ほんと？」
「おう。
って…電車5本は乗り過ごしたな〜」
「あ…」
圭人とこんなに長く話したのが久々で、嬉しくて笑ってしまった。
俺につられて圭人も笑った。
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作者名：流蓮 亮 | 作成日時：2018年8月25日 16時
