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「どうしたの、この傷！」
保健室の先生にひどく起こられる
「えっとー、階段で転んじゃって」
みえみえの嘘をつく
きっと先生にはバレバレだと思う
明らかに転んでついた傷じゃないもん
「どうだかねぇ。女の子なんだから顔に傷つけたらダメよ？
岩泉くん、あんたちゃんとAちゃんのこと守ってあげなきゃダメじゃない。これもエースの仕事でしょ」
『…わかってます。俺の不注意です』
口の横が少し切れていただけだったので保冷剤だけもらって教室に戻る
「はじめ、ありがとう。心配かけちゃってごめんね」
『いや、こっちこそなんか悪い。
及川となんかあったのか？話なら聞く。』
短冊のこと、聞いてもいいのかなぁ
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作者名：兎花@希彩 | 作成日時：2018年7月8日 8時
