☆ ページ31
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その声がすると、俺はなんでもできるような気分になっちゃうんだよな。
俺は昔から亮平の騎士で、王子様だから。
かっこいいって言われるのが大好きだった。
亮平は俺のアキレス腱で、それでいて最強の力の源。
そこまで考えられないこいつらはやっぱり馬鹿なヤツらだ。
そっから先の記憶は曖昧で、あいつらが倒れる中亮平を抱きしめた。
亮「こわっ、かったぁっ！」
『ごめんね、りょうちゃん』
さすがに派手にやったからか騒ぎに気がついた誰かが先生に報告したらしくて、すぐに担任がやってきた。
事情を説明したら分かってくれて、兄ちゃんを呼んでくれた。
ちょうど大学の授業終わりだったラウくんが来てくれた。
ラ「涼太、亮平。よく頑張ったね」
迎えに来たラウくんはそう言うと俺たちを抱きしめた。
家に帰ると照くんと康二くんがいて、2人とも泣きながらも無事に帰ってきてくれて良かったって笑ってくれた。
翔太くんはいつもより早く帰ってきてくれて、ばーか、なんて言いながら抱きしめてくれた。
大介くんはドタバタ帰ってきて、ニカッと笑って俺たちの好物のカレーうどんを作ってくれた。
蓮くんは俺たちに怪我が無いか自分の目で隅々まで確認してようやくホッとしたらしくて、それから雑に頭を撫でて笑ってくれた。
辰哉くんは帰ってきて早々に俺たちが休んでた和室に駆け込んできた。
そして亮平を優しく抱きしめると、俺にデコピンを一発。
辰哉「涼太、我慢しなくていいんだからね？辛い時は辛いって、言いな？」
『家に帰るとさ、みんなが笑ってくれるでしょ？だからね、ホントに大丈夫だったんだ』
辰哉「ったく……もっと心配かけやがれ！」
そう言ってガシガシと頭を撫でてくれた。
こんなに頼もしいお兄ちゃんたちがいるから俺は無敵だって思えちゃうんだけどなぁ。
でも、これからはもう少し頼れるように頑張ります。
それから程なく、彼らにも俺にも厳重注意が下った。
そして慎太郎とさらに一緒にいるようになった。
なんかすごいくっついてくんの(笑)
亮平はそれに対抗するみたいによく教室に来るようになった。
そんな日々も幸せだなぁって、思ってる。
END
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S M - またまたリクエストの返事遅れてすいません。凄くよかったです。辞められるのは悲しいですけど、新しい作品楽しみにしていなす (2021年10月15日 17時) (
レス) id: 5ce6c1bc4e (このIDを非表示/違反報告)
NANA.Y(プロフ) - 初コメ失礼します｡シリーズ最初から拝見させていただきました｡お疲れさまでした｡いつも可愛いあべだて見れて幸せでした｡ほのぼのしていて心が軽くなりました｡これからもお体にお気をつけてくださいね。 (2021年10月5日 23時) (レス) @page45 id: a7df967c1a (このIDを非表示/違反報告)
希 - 名岡颯貴さま。リクエストにこたえて頂きありがとうございます(..)【いっぽ、いっぽ】subtitleも凄く素敵です。これからも楽しみにしています(..) (2021年9月22日 16時) (レス) id: bff7f5b4f4 (このIDを非表示/違反報告)
S M - あの亮平くんが嫉妬するのは 慎太郎や兄でお願いします (2021年8月24日 17時) (レス) id: c695ff4807 (このIDを非表示/違反報告)
名岡颯貴(プロフ) - S Mさん» リクエストありがとうございます！もちろん書かせていただきます！しばしお待ちください！ (2021年8月22日 11時) (レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名岡颯貴
| 作成日時：2021年5月11日 17時
