【イナズマイレブン】沖縄でエンジョイしてたのに、急にサッカーしろとか言われて宇宙人との闘いに巻き込まれた水のストライカーとは俺のことである← (ページ8)

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第6話：水のストライカーの日常 6 ページ8

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服を着てやら何やらでやっと試合が始まった。
俺はベンチにいる女の子たちと同席することになった、めちゃくちゃ可愛い⇦

「大丈夫かなー…、あいつ脚力は半端ないけど多分ドリブルとかパスとかについては難しいと思うし…」

「そうなの？ええと…」

「あ、自己紹介してなかったか？俺は、時雨A。知り合いや友達からは、シグレって呼ばれてる、よろしくな」

「私は、秋。シグレさんと綱海くんって仲が良いの？」

「家同士の付き合いでね。ちっさい頃からよく海遊びしてたからさ」

そんなたわいのない話をしながら綱海の方を見ると、波乗りで生かした脚力でゴールネットに向かってシュートを放っていた。

「はっや！？」

「すごいじゃないか綱海！」

そういえば昔からスポーツはなんでもこなしていたのを思い出した。てっきりサーフィンばかだと思っていたから忘れていたが⇦

「どうだ？」

「いや、今のは驚いたわ…。でも蹴るのがサッカーじゃないぞ、波と一緒だ。引いたりよったりだから呑み込まれんなよ」

「波といっしょ…？ …ま、よくわかんねえけどあんがとな！」

「はっはっは、さっさと闇の炎に抱かれて死にたいか？」

「なんとなくわかった！ありがとなー！」

乾いた笑みを浮かべながらそう言うと、開き直ったように背を向けて走り出した。隣の女の子たちとマフラーとメガネの人がすごい顔でこっち見てる⇦

「こ、怖いこと言うね…。でも彼のことちゃんと見てるんだね」

「観察眼ってのかな…。あとその言い方は誤解されそうだから遠慮してほしい」

その予想通り、パスに関しては感覚がつかめないようで失敗を連続させていた。いわんこっちゃない

「ちゃんと見極めろ！ボールは一定方向には進んでない！タイミングをみはからえ！」

「タイミング…よし！」

「あとそろそろ帰らないとじっちゃんが心配するから遅くなったらハリセンな。とっと決めろ」

「脅すなよ！！お前のハリセン冗談抜きでいてーんだよ！！」

「「「……………」」」

幾度か言葉を交わしてやっとボールに足が届くようになり、まともになったところで息を吐く。

　しかし、ほんの少しやっただけでもうできるようになっている。相変わらずの運動能力だ

と、そこでやっと気づいた

「あ」

目の前で対戦している相手が雷門イレブンだった

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