【イナズマイレブン】沖縄でエンジョイしてたのに、急にサッカーしろとか言われて宇宙人との闘いに巻き込まれた水のストライカーとは俺のことである← (ページ7)

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第5話：水のストライカーの日常５ページ7

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「アッヂィ～…」

砂浜の木陰でAは綱海の雄叫びを聞きながらカルピスアイスを食べながら涼んでいた。

「あいつよく泳げるなぁ…。そんな若い頃から日に当たってら将来シミだらけのジジイになるってのに……お、よっしゃ当たりだ」

あくびをしながら当たり棒のアイスくらいは綱海にやってやろうと思いながら、先ほどから騒がしい隣の砂浜の方を見やる。

「ん？さっきの…」

目を凝らしてみようと起き上がると同時に海から綱海が飛び上がって出てくる。

そのサーフボードが高く飛び上がり、地面に勢いよくサッカーをしている集団の近くに落ちたせいで、肝心のユニフォームが見れなかったが

なんであいつ邪魔ばっかしてくんだろ⇦

「綱海ー、アイス当たったから交換してくっけど食うかー？」

「お、マジかー！？んじゃ頼むわ」

「ヘイヘーイ」

「あれ、さっきの…君もいたのか？」

「んんん？扱いひどくね？でも砂浜でサッカーするなんて珍しいな。いいけど貝殻で足切ったり毒の海洋生物には気をつけろよ。なんかあったら手当してやるからさ」

「お、ありがとなー！」

バンダナの少年に向かってそう言いながら海の家の方に向かっていく。
いやぁ、青春だな⇦

　まぁ、地元に観光客なんて来るのは珍しくない。きっと強化合宿とかそういうものだろう

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「待たせたなー…って、あれ？」

また綱海とあのサッカーチームが話していた。仲良くにでもなったのだろうか

「綱海？どーした？ほら」

「お、サンキュ。いや、今からサッカーやるんだ」

「サッカー？運動神経と反射神経はいいけどド素人のお前が？はっ、カモメが笑うな」⇦

「…言うと思ってたよ。お前は経験者だからんなこと言えんだろーが…」

そう話しているとサッカーチームの集団が驚いたようにこちらを見る

「え？経験者なのか？」

「おん、地元のサッカーチームに入ってるからな。こう見えても５歳からやってたよ」

「へー！！そうなのか！？」

「でもあいにくサンダルしか持ってきてなくてね。このまま蹴ったら足痛めるし、やめとくよ」

「えー…、まぁそれもそっかー」

「おい、それはいいからサッカーやろうぜ！」

「やるならテメェは服を着らんか！！」

「いって！？」

そう言いながら預けさせられていた服を投げつける。

ってか、こいつ本当にできんのかな…？

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