【イナズマイレブン】沖縄でエンジョイしてたのに、急にサッカーしろとか言われて宇宙人との闘いに巻き込まれた水のストライカーとは俺のことである← (ページ17)

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第１５話：水のストライカーの事情ページ17

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「改めて、ウェルカムめんそーれ！」

「め、めんそーれ…？」

「いらっしゃい、って意味だよ。俺は公共語の方が慣れてるけど」

バーベキューを楽しみながら、ちょっとばかしそんなことを言ってみる。今じゃ老人以外はあんまり使わないけど文化って大切だよな」、としみじみに思う。

　ちなみにさっき、バーベキューの材料が足りなかったから海に飛び込んで急いでエビと貝を採ってきた←

髪の毛とかびしょ濡れだけど慣れてるから風邪はひかないけどね！←
…寒いけど←

「Aちゃん寒くないの？」

「冬に素潜りでウニとってこいって言われた時の俺の話をしようか？っていうか…えーと……吹雪士郎だったっけ…？」

「う、うん…えっと、吹雪でいいよ？」

めっちゃくちゃたれ目で声とか可愛い←

名前からして寒そうな感じがする…マフラーつけてるし、長袖だし…←

「さっきから食べていないけど大丈夫か？細いんだし、体調管理には気をつけないと」

「うん、ありがとう」

　そういや今日、土方いないって言ってたし、豪炎寺に差し入れにちょっと持って行こう。
タッパーに詰めていると先ほどからせっせと働いているマネージャの子たちがいた。確か秋ちゃんと音無ちゃん、よし覚えているな。

「そこの二人も休憩したほうがいいぞ？疲れてると思うし」

「あ、ううん。私たちは大丈夫」

「慣れてますからね！」

エプロン可愛い、本当にマネージャーいい子達だな…こんな後輩が欲しい…(チラッチラッ ←

「いいよ。こういう時くらいは気休めしなって、後片付けとかも俺がやっておくからさ。

わざわざこっちからバーベキューやるって言っておいてやらせるなんて悪いし」

「あ、ありがとう…。じゃあお言葉に甘えて……」

「わあー！ありがとうございます！」

交代してエプロンをつけながら具材を焼く。にしてもよく食うなぁ…

「Aは沖縄では名の知れたプレイヤーだからファンも多いんだよ、天然たらしだからね」

「なんかわかる気がしますね。お姉ちゃんにまかせなさーい！って感じがします」

「ど、どういう感じなのそれ…」

なんか話しているけど、さすがに女子の会話に聞き耳をたてるほど無礼じゃない。黙って焼くのに集中しておこう。

　……なんか言われて怒られるのも嫌だし←

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