第13話:水のストライカー、危機訪れる 4 ページ15
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「前回のあらすじ
綱海さんがログアウトされました。」
「誰のせいだよ…」
そんなこんなで後半戦だぜ。あ、チェーンソーは私物なので保管したよ!←
今、そんなものを持ってる中学生なんていねーよwwwとか言ったやつ、二度とそんなことが言えないような体にしてやるよ←
ほぼポジションの全員が攻め上がってくる。綱海はまたも抜かれて苦虫を潰したような顔をする。
音村がしばらくリズムを図っていると、立向居の頰にボールが当たり、その場に倒れてしまう。今のは痛い…
その隙に颯爽とボールを奪い、パスをつなげていき、三人がイーグルバスターを発動させた。
このチームの自慢の技、だったがそれはマジン・ザ・ハンドによって止まられてしまう、円堂も何が起こっているかわからないという顔をしていた。
次に立向居から音村がコロンビアをしながらボールを奪ったのに吹き出してしまった自分は悪くない←
しかし様子から見れば休止符は、立向居と綱海。続いていたパスも崩れこちら側が有利になってきた。
ノーエスケープを発動させて、相手にボールを触れさせない如くこちらへと渡ってくる
「打て!」
「よしきた!」
今度はアクアドライブではなく、高く跳躍をしてからオーバーシュートを打ち込む。
足に確かな強い感触と弾力を受けて、銃弾のようにボールが円堂の元へ一直線に向かっていく。
「ザ・タワー!」
しかし、タイミングが良かったのか、塔子の必殺技に阻まれて得点にはならなかった。うーん、惜しい…
次のパスで鬼道から吹雪、壁山、木暮へとボールが渡り、一之瀬に追いつけず、喜屋武が転ぶ。
流れが変わったのであろう、向こう側が有利になってきた。
それよりも所々綱海の反応が少しぎこちなくなってきた。と、いうのも何かが改心したようで迷いがなくなっていた。
( あいつ…、よくやるなぁ。さっきのシリアスは何だったのか…心配いらなそーだな )
続いても横っ飛びでリカからボールを奪い、さらに一之瀬からもボールを奪ったが、完全にマークをされる。
「綱海! 打て!! ツナミブーストだ!」
「わ、わかった! 任せろ! ツナミブースト!!」
ディフェンスエリアから渾身のシュートを放ち、そのスピードに円堂の動きが一瞬変わり、拳を勢いよく突き出すと、閃光が生まれ、辺りに輝きを共なした。
「え、今の動きって…」
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ルルミコ - 私も4月から中学生です!同い年ですね。あと、この小説とってもおもしろいです!更新頑張ってください。 (2016年3月25日 10時) (レス) id: b8d0206176 (このIDを非表示/違反報告)
五条勝 - 更新乙V2 (2015年12月25日 12時) (レス) id: 098f751ab5 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 続きがたのしみです!!!! (2015年12月23日 11時) (レス) id: b447182a4d (このIDを非表示/違反報告)
五条勝 - 更新乙 (2015年12月23日 2時) (レス) id: 098f751ab5 (このIDを非表示/違反報告)
五条勝 - 面白いです (2015年12月19日 1時) (レス) id: 098f751ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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