【イナズマイレブン】沖縄でエンジョイしてたのに、急にサッカーしろとか言われて宇宙人との闘いに巻き込まれた水のストライカーとは俺のことである← (ページ14)

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第１２話：水のストライカー、危機訪れる３ページ14

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「リズムを図っている？」

休憩をしているときに、ふとそんな声を聞こえた。メンバーと絡むのをやめて向こうの方に聞き耳をたてる。

内容は、音村がリズムを図っていること、タイミングをずらしていくなどとetc

…ヤヴァイ、気付かれたやん。このリズムサッカー指示でなんでもできるからスッゲェ楽だったのに…←

これはこのあとどうなるやら…などと視線を向けながらそのままポジションのほうに戻った。

円堂からのパスを鬼道が受け取り、そのまま上がっていく。

「１６ビート！」

瞬きを中断して鬼道の足を見ていると、かすかにタイミングがずれていた。そのままあっけなくスライディングが交わされ、一之瀬へと渡ってしまう。マネージャーたちが喜んでいる、うん可愛い←

その後、一之瀬への奪取にも失敗し、リカと塔子が浜辺で練習をしていたバタフライドリームが炸裂し、あえなく同点になってしまった。周りの連中は喜んでいる、クッソ俺の一点を返せコノヤロー！！←

「ヴェー…、俺のシュートは本当になんだったんだよコノヤロー！」

「いや、シグレもいいシュートだったよ。後半も頑張ろうね！」

「キャン天使だわ」

うわー、ドリンクがスッゲェ美味しく感じる。そんなことをしゃべっていると綱海がいきなりドリブルの取り方を教えてくれ、と池宮城に頼んでいた。

……え、ちょっと待って引いた←

「つ、綱海…？いや、条介さん？あなた今何とおっしゃいまして？」

「ドリブルの取り方を教えてほしいって…」

数秒思案したのち、おもむろに息をついて、頭を抱えてからふっと後ろを振り返った。

「救護んんんんッッッ！！！！！待ってろ綱海。今お前の脳に蓄積している腫瘍を摘出してやるからな！死ぬなよ！？あ、フリじゃねぇからな？！！」←

「え、ちょ、どっからチェーンソー持ってきた！？」

「赤嶺、宜保、監督。こいつを抑えろ、邪教徒は排除だ」

「「「イェッサー」」」

「あああああああああああああああああ！！冗談冗談！！ノリだよノリ！！何でそこまでマジになるんだよ！？」

チェーンソーの鋭く動き刃をを持ちながら一歩一歩と近づいていくと三人に抑えられた綱海が暴れ始めた。残念だなSTR(筋力)対抗ロール自動失敗だ←

今思ったけど、中学二年生の女子がチェーンソーを持って幼なじみに切りかかっているサッカーチームって世間からどんな目で見られるんだろう。←

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