【イナズマイレブン】沖縄でエンジョイしてたのに、急にサッカーしろとか言われて宇宙人との闘いに巻き込まれた水のストライカーとは俺のことである← (ページ12)

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第１０話：水のストライカー、危機訪れる１ページ12

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綱海から連絡をもらい、急遽試合をすることになったから来いと言われ、部室に入って着替えて、グラウンドにはなぜか雷門イレブンがおり、話を受けた。

「し、シグレ…お前が水のストライカーだったのか？」

「ああああああああああああ！！！その名前で呼ぶな！！いっつもそんな名前で呼ばれてきて何度メンドクセーことにあってきたことか……っ」

綱海が入部した直後に雷門イレブンのことを話すと皆が是非、試合を申し込みたいと賛同してきてこの始末。
　昔、それで恨み買った連中からボコられかけたなぁ…返り討ちにしてやったけど⇦

「俺もこいつがかなりすごいって言われてきたのは聞いてたけどお前らが探している奴らとは思わなかったぜ」

「ったく…メンドくせーな……。

じゃあ改めて、水のストライカーこと大海原中のFWの時雨Aだ。
今回は試合を受け入れてくれてありがとな。ちょっと頭がラリってる連中が多いから俺が紹介しとく」

「た、助かるよ…」

握手をしながら宜しく、と軽く言って配置につく。

当然のごとく、俺のポジションはFW。綱海はDFの方に回った。

「全員！！相手はあのFF優勝チームだ、気を抜かないで行くぞ！！」

「「「おぉ！！」」」

ってかキャプテンじゃないのになんで毎回こんなこと言ってんだろ俺…⇦

先制ボールから、皆が変わったパス回しというよりパフォーマンスを見せながら、相手を困惑させる。
　これ絶対いらないだろ、お前も横飛びしてんじゃねぇよ⇦

しかし…これが相手をおだてる作戦でもあるのだ

「エイトビート！」

音村の声が響き、流れが変わる。

そう、これこそが俺たち流リズムサッカーだ。休止符を取られば終わりだが、相手は追いつくのが難しくなる。

「アンダンテ！ツービートダウン！！」

二度の合図で塔子の技を交わし、こちらを見やる。頷くようにしてから飛んできたボールを足で受け取る。

「頼んだぜシグレ！」

「容赦はしないぞ、円堂！」

「来い！！」

構えを取り、地団駄を軽く踏むと、地中から水流が流れて、一気にボールを収束していく。
その収束したボールが宙に浮き、目の前まで迫った瞬間、横から思い切り蹴り込み、叫んだ。

「＿＿＿＿＿＿アクアドライブ！！」

水に包まれたボールは飛沫を飛び散らしながらゴールへと向かっていった。

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