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片付けを済ませて買ってきたコーヒーをいれて北人くんを待つ。
「お待たせ〜」
『おかえり〜。コーヒーいれてきたよ』
「おっ、ありがと」
『あ、あの。北人くん。私...』
「なに?」
『その...プレゼント、まだ用意できてなくて。』
「え〜、俺悲しい。」
しゅーんてなっちゃった北人くん。
ああ、私最低だ...。
『ほんとにほんとにごめんね。』
「あ、いいこと思いついた。」
『...なに?』
「プレゼント...」
北人くんは少し俯いて顔を赤くして、恥ずかしそうにこう言った。
「Aがいいな。」
『...えっ?///』
わ、わたし...???
「A、こっち来て...?」
赤面しながら北人くんに近づく。
隣に座ると
「ちがう、ここ。」
って自分の膝をポンポンする。
『...っ失礼、します』
前向きに座ろうとすると、
「ちがう、こっち。」
体を180度回転させられた。
『えっ、...』
「どうしたの?はやく」
ちょ、どうしたの?じゃないんですけど!!!
赤面して突っ立っている私をよそに北人くんは私の両腕を引っ張ってくる。
『ち、ちか、いよ...』
「A、顔、あげて?」
ゆっくり顔をあげるとすぐそこに北人くんの綺麗な顔があって、すぐさま顔を背ける。
すると両手で無理矢理ほっぺを掴まれて北人くんと目が合った。
「メリークリスマス、A」
そう言って北人くんからの甘い甘いキスがふってきた。
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ち ょ こ こ ろ ね(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます(*^^*) (2019年3月1日 10時) (レス) id: 8d37060df4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - キュンキュンする笑高評価おしました!!! (2019年2月25日 18時) (レス) id: 006380ee8b (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - ほくオレさん» 実はほくオレさんが初コメントなんですよ!めちゃめちゃ作者喜んでます!なかなかの亀更新ですが...気長にお待ちいただけるとうれしいです!コメントありがとうございます! (2019年2月22日 1時) (レス) id: 7e1e9f801f (このIDを非表示/違反報告)
ほくオレ - きゃーーーー、わーーーーー、ってなりました!めっちゃ好きです!更新楽しみに待ってます! (2019年2月19日 17時) (レス) id: f9908b8e5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ち ょ こ こ ろ ね | 作成日時:2019年2月16日 20時