君となら.*･ﾟ 2

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ご飯も食べて、いろいろ回ってるとあっという間に時間はすぎて...


『やっぱ締めはあそこじゃない？』


「そうだね！行きますか、」


って2人で来たのは...


そう！シンデレラ城！


平日ということもあって、比較的人が少ない時間帯。


『きれい...』


横からシャッター音が聞こえてきて、はっ、とそっちを向くと、スマホを私に向けてニヤニヤしてる北人くん。


『ちょっと！笑』


「ごめん、感動してるAの横顔、綺麗だったからつい...」


『ねえ、2人で！撮ろ？』


「もちろんさ、A姫」


その言葉に顔を赤らめる間もなく、北人くんはカメラのタイマーをセットしてこっちに走ってくる。


そして、2人でポーズをキメて...


すると、北人くんはまたカメラのとこに走っていった。


お！また撮るんだね！


戻ってきた北人くんは、


私をひょいって持ち上げた。


そう、いわゆるお姫様抱っこ。


『ちょ、え？北人くん？？』


「はい！笑って！3,2,1,パシャッ」


写真を撮り終わって恥ずかしくて早く下ろしてほしいのに、北人くんはなかなか下ろしてくれなくて。


『ね、下ろして？重いでしょ？』


「A、あなたはこれからも俺のプリンセスでいてくれると誓いますか？」


『え、え？』


「誓いますか？」


『ふふ、はい！この夢の国のすべてのプリンセスに誓います！』


『吉野北人、あなたはこれからも私のたった一人のプリンスでいてくれると誓いますか？』


「はい、夢の国のすべてのプリンスと、かわいい僕のプリンセスに誓います！」


そうお互い言い合って、笑ってると、北人くんから触れるだけのキスがふってきた。


壱「うわぁー、キッスまで見せられるとは思ってへんかったわぁ」


『え？壱馬？それにみんなも、！』


気づけばカメラの辺りに壱馬、樹、ゆりな、翔吾って、みんな来てたんだ！


ゆ「ばっちり一部始終動画撮っといたから！感謝してよね？」


『あ、ありがと、う？』


翔「よーし、ゆりな、次は俺たちの番やで〜」


ゆ「もう撮ったでしょ、ここで。」


ってやっぱりここのカップルはテンション差大きめ、笑


結局みんなで1枚は普通に、2枚目は北人くんが私を、翔吾が渋るゆりなを、樹が壱馬をお姫様抱っこした写真を撮った。


夢の国で、夢のような想い出がたくさんできました...♡

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