Cafe Latte.20 経流背side. -Final Episode- ページ21
＊
無言の帰り道。
A先輩の手を取ったものの、あとのことを考えていなかった俺はすっかり黙り込んでしまった。
「有珠くん」
「はｯ…はいっ！」
「もう、そんなに緊張しないで？今更じゃない」
そう言ってクスリと笑うA先輩。
「あはは…、やっぱりなれなくて…」
「また、出かけようね」
「！」
A先輩は本当に優しい人だ。
キャプテンという彼氏がいながら俺なんかにも気にかけてくれるとても優しい人。
「はいっ！」
「ﾆｺｯ)…あ、わたしの家ここなの」
「そうなんですね。
…あのっ、今日は本当にありがとうございました！」
嗚呼、終わってしまうんだ。
「うん、こちらこそありがとうね」
もう、決心してやるしかない。
「じゃあ、明日部活でね」
「A先輩！」
「？」
ｸﾞｲｯ
…chu...♪
「ｯｯｯ…/////おやすみなさい…!!!」
A先輩の腕を引き、キスをした。
しかも不意打ちで。
A先輩すごくキョトンとしてた…。
彼氏がいる人に何してんだろうな俺。
まあ、そんな人をデートに誘ってる時点でどうかと思うけど。
でも、前よりは心が軽くなったような気がするんだ。
Epilogue→←Cafe Latte.19 貴女side.
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紫庵(プロフ) - アップルパイさん» コメントありがとうございます！ありすくんのがんばり屋さんなところが大好きです。機会があればありすくんとの甘々なお話も書いてみたいです。(笑) (2019年6月21日 1時) (
レス) id: df4147d58a (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 切なすぎる…((T_T))私は有珠君大好きです！！スッゴく面白かったです♪ (2019年6月2日 12時) (レス) id: dc99468f1b (このIDを非表示/違反報告)
紫庵(プロフ) - ソルさん» はじめまして！応援ありがとうございます(；；)コンセプトから大分それてしまっているような感じになってきていますが、最後まで見てやってください(；；)！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: df4147d58a (このIDを非表示/違反報告)
ソル - こんにちは！ソルともうします！いきなりですが、この小説は応援しています！頑張ってください！ (2018年8月16日 8時) (レス) id: 24aef3a972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫庵 | 作成日時：2018年8月13日 1時
