涼介story１５ ページ8
梨華「これからが本番だねー！」
文化祭が終わり、後夜祭が始まりかけていた頃。
私の気持ちは、晴れない気持ちでいた。
涼介先輩・・・。
後夜祭の時に片割れのハートを好きな人とくっつけて
中庭の木につるすと、その二人は幸せになる。
それを考え出した私と涼介先輩。
片手に握りしめていたハートの片割れを
見つめてしまう。
先輩、好きな人がいるって言ってた・・・。
私・・どうすればいいのかな？
いつの間にか、ぼーっと考え事をしていた私。
気が付けば、梨華に顔を覗き込まれていた。
梨華「・・・・本当は、一緒に過ごしたい人がいるんじゃないの？」
「え・・・・・？」
にっこりと、梨華は笑うと得意げにハートの
片割れに指をさす。
梨華「涼介、・・・先輩でしょ？」
「う、うん・・・・・でも
私が行ったらきっと迷惑だし・・・。」
あたふたしている私の背中を梨華がドンっと強く押す。
梨華「先輩に気持ち伝えないでどうするのよ！
ほら、当たって砕けろって言うでしょ？」
ほら、っと梨華の指さす方向には、中庭に向かう
涼介先輩の姿が見えた。
梨華「ちゃんと気持ち伝えてくるんだよ・・・？」
「・・・・うん、ありがとう！
私行ってくる！！」
梨華に背中を押されて、心に一つ決心をした私。
当たって砕けろ・・・・か。
「よし・・！」
私は、先輩の向かった中庭へと走っていた。
・
・
・
「・・・・涼介先輩！」
先輩の後を必死に追うと、先輩が私の声に振り向く。
丁度、そこには大きな木があってすでに
いくつかのハートがつるしてあった。
涼「結構、つるしてあるな・・。」
優しく、その木を見つめる先輩に胸がきゅんっとなる。
そうだ・・私、先輩に想いを伝えなきゃ・・・・！！
ふぅっと息を吐くと、先輩を見つめる。
その視線に気づいたのか、こちらに向き直る先輩。
「あの私・・・・」
涼「ちょうど、よかった。・・・お前に話があるんだ。」
途中で遮られた声。
いつもの、先輩とは違う。
なんかこの時、直感でそう思った。
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
