涼介story１４ ページ7
薮「俺と、Aの仲だから正直に言えよ？」
にっこりとほほ笑みながら席に座る薮先生。
「な、何ですか・・・？」
恐る恐る聞いてみる。
薮「Aと涼介。一緒に暮らしてるだろ？」
「え・・・！どうしてそれが・・・？」
思わず聞き返してしまう。
相変わらず、薮先生はどっから情報を仕入れてるのだか・・・。
薮「ついこの間、涼介がAに今日のご飯何にする？
って聞いてたのを目撃したんだ。」
もしやと思ってたけどまさか本当だったとは！
そういって笑ってる先生。
そんな先生がいきなり私の目をまじまじと見つめてくる。
ど、どうしたんだろ・・・？？
薮「さては、涼介に恋してるな・・？」
「へっ！？・・・・そ、そ、そんなわけ！」
慌てる私に、ニヤッとした表情になる。
「いや、別に先輩は優しくて、私がピンチの時に
助けてくれるヒーロー的存在です。」
薮「ほら、やっぱり好きじゃん。」
その言葉にうつむきながらも正直に頷くしかなかった。
薮「さっき、なんかあったの？ここに来るまで
辛そうな表情だったけど・・？」
「・・・・・っ！」
それを聞いた瞬間、目から涙が零れた。
そ、それは・・・・先輩が・・・。
・・・ここまで言ったから、全部話しちゃおうかな・・。
少しためらいながらも薮先生にすべてを話した。
薮「・・・・・それってさ、まだ分からないじゃん！
Aも思い切って気持ち伝えたほうがいいと思うよ？」
私、先輩のことが好きだから・・。
ちゃんと想い、伝えたほうがいいよね？
先生の言葉にうんっと頷いたその時だった。
ガラガラ・・・・。
生徒会室のドアが開かれる。
・・・・・！！涼介先輩！
先輩の目は、どこか怒っているような表情だった。
涼「なんだ、そういうことだったのかよ。」
今まで舞い上がってた自分がバカみてぇ・・。
そう呟く先輩に今の私達の状況でハッとなる。
薮先生と二人きり・・・・・・誤解されてる！！
「ち、違うんです！先輩！・・・これは・・」
涼「違うって何がだよ・・・！」
そういって、生徒会室から走って離れていく先輩。
私は、ただ茫然と見つめるしかなかった・・・。
文化祭は、明日。
私達・・・どうなっちゃうの！？
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
