涼介story１３ ページ6
涼「ほら、飲め。」
帰宅後、私の膝にブランケットを置いて
ミルクココアを手渡される。
「ありがとうございます・・・。」
それを受け取ると一口、口につける。
涼「これで安心だな、空き巣の犯人も捕まったわけだし。」
「はい・・・。」
・・・それって、つまり私がここにいる理由が
なくなったということ。
いつまでもお世話になってるわけには、いかないもんね。
ちょっと、寂しいけど心に決心をする。
「あの、先輩・・・。」
涼「んー？あぁ、お前はこのままここに住め。」
「へっ！？・・・でも！」
私が言いたかったことを見透かしたようにいう先輩。
すると、いたずらっぽい笑顔で近づいてきた。
涼「何？俺の言葉が聞こえなかったわけ？」
「いえ、そういうわけじゃなくて・・・・！」
涼「俺がいいって言ってんだから遠慮するな。」
頭をポンポンっと優しく触られると、
風呂入ってくるとリビングを出ていく先輩。
私は、先輩がそう言ってくれたことが嬉しくて
思わず、口元が緩んでしまった。
・
・
・
女子１「あの・・・今までずっと涼介先輩のことが好きでした！」
校舎裏、先輩を探していた時に聞こえた声。
あ、また告白されてる・・・。
さっと、物陰に隠れてその様子を伺ってしまう。
涼「ごめん、気持ちはありがたく受け取っとく。
でも、付き合えない。本当にごめん。」
今までとは、違うやさしい対応になった先輩に
変わったなぁって感じる。
あの体育館倉庫で話したおかげだよね？
女子「そうですか・・・でも気持ちは
伝えられたのでよかったです！先輩は好きな人いるんですか？」
女子生徒の聞き捨てならない言葉に
耳を傾ける。
涼「おう、・・・・いるよ。」
その言葉を聞いた私は、ショックを受ける。
先輩好きな人がいるんだ・・・・。
私・・なわけないよね。
今まで、舞い上がっていた私がバカみたいに思えてきた。
「っ・・・・・・！」
思わずその場から離れるように走り去った私。
・・・・と。
薮「お、ちょうどいいところに来た。
Aに話があるんだ。」
ばったり出会った薮先生に
連れてこられたのは生徒会室だった。
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
