慧story６ ページ31
「うーん・・、なんかいいアイディアありますか？」
慧「・・・・・・・・。」
帰宅後、中々文化祭の企画が決まらなかったので
書記担当の私達が考えてこいというはめに・・・。
そうは、言われてもね・・思いつかないよ・・。
なんて、考えているとソファの隣に座っている先輩が口を開く。
慧「三年生が最後の文化祭だし、今回創立五十周年の年だから・・。」
三角座り？っていうの？？足を折り曲げて腕を回して
縮こまるように座っているのが小動物みたいで可愛い・・なんてね。
今、一生懸命考えてくれてるのに何考えてるんだろ私。
その時、先輩の身体がピタッと私の方にくっつく。
「え、せ、先輩・・！？」
顔が真っ赤になりながらも、冷静に質問をしようとする。
こんな状態になっても、何とも思ってなさそうなその表情。
慧「思いついたよ、A。」
「本当ですか！？」
慧「今までの学校の思い出とか、五十周年だから伝えたいこととか。
屋上から叫ぶみたいなのはどう？」
「いいですね！」
なんか、盛り上がりそう！
よし、それに決定だね！！
慧「ふふ、企画頑張ろうね。」
私の顔を覗き込むようにふわりと優しく微笑んだ先輩。
その表所に目が離せなかった。
慧「ん・・・？？A？」
「え、あぁ・・先輩ってこういう風に笑うんだなぁって。」
なんか、可愛い。
いつも、眠そうな顔か、無口で無表情な感じの顔しか
見てなかった私には新鮮に見えた。
慧「んぅ、もう笑わない。」
唇をきゅっと閉じてすねる先輩。
子供っぽいというか、なんというか・・。
取りあえず、まぁ企画は決まったし
後は先生に許可をもらうだけだね！
・
・
・
光「・・・というわけなんですけど、
許可お願いできませんか？」
全員「お願いします！」
翌日、さっそく他のメンバーに話すと賛成意見を
たくさんもらったので先生に許可を求め中。
先生１「んー、ちょっと難しいかもしれないかな。」
先生２「屋上ねぇ・・・・無理かなぁ。」
えぇ、そんな！！
せっかく考えた案だったのに！
慧「仕方がないよ、他の考えよう。」
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
