慧story５ ページ30
翌朝。
慧「先行ってるよ。」
ガチャっと閉められたドアの音。
私と同居してることがバレないようにする作戦の一つ。
「って、先輩お弁当忘れちゃってるし！」
・・ちゃっかりしちゃってるっていうかなんというか・・・。
ふぅ、仕方がない届けに行きますか。
・
・
・
「慧先輩ー？？」
学校に登校してくると、
早速先輩のクラスへと足を運ぶ。
慧「・・・・？？」
不思議な表情を浮かべながらも
こちらに歩み寄ってくる先輩。
「あの、お弁当忘れてましたよ・・どうぞ。」
そう先輩に手渡した瞬間。
知「えっ！？伊野ちゃんAちゃんと付き合ってたの！？」
たまたま、運悪く侑李先輩に見られてしまった。
うぅ、ヤバい・・どうしようか？？
慧先輩の表情を伺うも、いつも通りのぼけーっと
した顔のまんま。
いや、ここは否定しないと！！
「あ、あの侑李先輩・・これはですね・・・って！」
侑李先輩は、ビックニュース！とか言いながら
廊下を走ってどこかへ行ってしまった。
「ちょ、慧先輩どうします！？」
慧「へぇ、別にいいじゃん。」
「はい！？」
な、何言ってるんだこの人は！
てか、この人本当に王子なの！？
テキトーに私をだましたとか！！
先輩は、はぁっと大きなあくびをしながら
じゃあ戻るね。と特に気にすることなく教室に戻っていった。
・
・
・
有「えー！？Aと伊野ちゃんが！？」
涼「ふーん、お似合いかもしんない。」
光「意外な組み合わせかも。」
生徒会室では、その話ばかり。
だから、違うんだってば！なんで先輩は否定しないのよ？？
「だから、みなさん違いますって！あれは・・
ちょ、慧先輩も何とか言ってくださいよ！」
慧「んー？・・・・俺がベンチで寝てて
お弁当忘れたから、Aが渡してくれただけ。」
知「えー、なんだそれだけなの？？」
涼「紛らわしいなぁ・・もぅ。」
光「伊野ちゃんが言うんだから本当っぽいね。」
はぁ、何とかごまかせた。
ふと先輩を見てみるといつものようにパソコンに向かって
座ってる。
本当に、何考えてるかよく分からない人だよ・・。
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
