宏太storyEND ページ23
先生を追いかけてたどり着いたのは、
生徒会室。
「はぁっ、はぁっ。」
お兄ちゃんが入っていった生徒会室をお構いなしに開ける。
ガララララッ。
「お兄ちゃん！」
薮「・・・あれ、A・・？
どうしたんだよ？」
振り返ったお兄ちゃんの表情は、ふにゃっとした
優しい笑顔だった。
・・・ちゃんと言わなくちゃね。
向き合う形になったところで口を開く。
「・・・・あのね、私・・・
お兄ちゃんが好き。」
薮「・・・・・・・っ！」
「親戚のお兄ちゃんとかじゃなくて、一人の男の人として。
・・・好きだよ。」
まっすぐ見つめるお兄ちゃんの瞳。
私が口を閉じたその途端、腕を引っ張られて
お兄ちゃんの胸の中へ。
薮「はじめは・・・親戚の妹だから、それに
生徒だから子供としてみてた。」
お兄ちゃんの体温がじわじわと伝わってくる。
背中を回されて、ますます鼓動が速くなっていく。
薮「・・気のせいだって、思ってたけど。
Aが好きだ。・・・・一人の女の人として。」
「・・・・・・っ！！」
嬉しくて、お兄ちゃんの方に顔を向ける。
・・・ほんのりと顔が赤く染まっていた顔。
やっと、一人の恋愛対象として見てくれたという
嬉しさで胸がいっぱいになった。
そっと、離れると恥ずかしそうにそっぽを向いている彼。
思わず、私はお兄ちゃんの裾をつかみんで近づいていく。
ちゅっ。
リップ音を立てて、お兄ちゃんの唇にそっとキスを
落とした。
「また・・家に帰ってきてくれる？」
薮「・・うん、当たり前だろ。」
微笑む彼の指がそっと私の頬をなでる。
だんだんと、近づいていく顔。
私は、目を閉じるとお兄ちゃんの唇に
そっと塞がれる。
恋し続けて何年たっただろう？
ずっと、好きだったお兄ちゃん。
けど、今こうして両思いになっているんだ＿＿。
私達は、しばらく幸せな時間を過ごしていた。
宏太story＊ＥＮＤ
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
