宏太story１１ ページ22
文化祭当日。
芸人１・２「今日は、よろしくお願いします！」
「はい、よろしくお願いします！」
リハーサル室でスタンバイしている状態が今。
会場は、生徒たちでもう満席状態だった。
芸人１「あれ、薮先生どこいった？」
お兄ちゃんが家を出て行って数日後。
寂しさは、募るばかり。
それに、最近先生としゃべっていないのだ。
でも、今日文化祭のステージで担当が一緒になり
気まずい状態が続いている。
「もうそろそろ、来ると思いますよ！」
言いづらそうに言ったのがバレたのか
顔をしかめる芸人さんたち。
芸人２「なんかあった先生と・・・？」
「え、いや・・別に。」
表情がバレないように、目を伏せていた時。
薮「本番、五分前だからステージに移動してください。」
久しぶりに近くで見るお兄ちゃんに何とも言えなくなる。
薮「・・・・A、あとはよろしく頼んだぞ！」
「・・・・はい。」
いつになく、優しく頭をポンとなでるとその場から離れていく
お兄ちゃんに悲しい感情があふれ出した。
・
・
・
芸人１「はい、どーもー！！」
芸人２「みなさん、こんにちはー！！」
始まったお笑いライブ。
私は、慧先輩とステージ裏でその様子を見守っていた。
慧「最近、元気ないね。」
「え・・・・・？」
ポツンと慧先輩が呟く。
物静かな先輩だけど、洞察力はすごいのだ。
慧「薮先生と最近あまりいないし。」
「そ、そうですか？」
慧「うん。」
まじまじと、顔を見つめられて戸惑う私。
慧「先生のこと、好きなんだったら想い伝えればいいじゃん。」
「・・・・・・！！！」
すべて見透かされているようなその質問。
え、私ってわかりやすい人なのかな！？
慧「ほら、先生が今体育館から出ていったよ。
追いかけないの？」
体育館から出ていく、薮先生を指さす先輩。
・・・で、でも生徒と恋はしないってお兄ちゃん言ってたし。
慧「ちゃんと伝えないと伝わらないし、
後悔する。」
ほらっと背中を押す先輩。
「・・・私、行ってきます！」
先輩に背中を押されて、お兄ちゃんのもとに向かった私。
・・・この想いお兄ちゃんに届け！
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
