宏太story１０ ページ21
次の日も、騒ぎは収まらなかった。
梨華「A、大丈夫・・・？」
「・・・・・うん。」
実は、昨日薮先生が騒ぎが収まるまでって
家を出ていったのだ。
すべて、私のせいなのに・・・。
お兄ちゃんは、何も悪くない、悪いのは私なんだ。
あの時、スーパーに行くことにお兄ちゃんは
反対していた。
きっと、こうなることを予測してたんだろう。
・・・・あぁ、本当に馬鹿だなぁ私。
生徒会のメンバーのおかげもあって
徐々に騒ぎは収まってきている。
・・・・けど、噂を立てる人が後をたたない。
・・・私、どうなっちゃうんだろう？
・
・
・
放課後、私は玄関につながる廊下を
歩いていた。
・・・・・・あれ、？
どこか職員室あたりから、お兄ちゃんの声が聞こえた。
それに、ガヤガヤと生徒の声も聞こえる。
廊下の壁越しにそっと覗いてみた。
すると、群がる生徒たちと話をしているお兄ちゃんがいた。
生徒１「同棲してるってホントなの！？」
生徒２「無理やり、生徒の子が押しかけてきたんでしょ！？」
薮「・・・・それは、違うよ。」
生徒３「え、じゃあ先生はあのこのことが好きなの！？」
薮「・・・・・・・っ。」
いきなり黙り込むお兄ちゃん、私はその生徒の質問に
思わず耳を傾ける。
生徒４「え、本当に好きなの！？」
生徒１「生徒と、先生の恋！？」
薮「・・・・ばか、生徒を好きになるわけないだろ。」
「・・・・・・っ！！！」
胸に大きな穴が開く。
・・・・そうだよね、そうだったよ。
今まで、私何やってたんだろ。
先生が生徒のことを好きになるわけないよね。
・・・・分かっていたけど、どこか期待が大きく外れたような気がした。
嫌なのに、溢れ出す涙。
止まって欲しいのに・・・止まってくれない。
私は、ゆっくりとその場から逃げるように歩き出した。
文化祭は、もうすぐそこまで迫っていた。
私、一体どうしたらいいの＿＿？
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
