宏太story９ ページ20
「失礼します・・・。」
あ、お兄ちゃんもいる。
校長室に入ってみればそこには、
校長先生とお兄ちゃんが神妙な顔で立っていた。
校長「君がここに来た理由は、言うまでもない。
生徒たちで噂になっていることだ。」
お兄ちゃんと、私が一緒に住んでいることは
校長先生も含め何人かの先生に伝えているのだ。
けど、生徒達は事情を知らない。
校長「これから、あまり騒ぎにならないように厳重に
注意してくれ。」
薮「申し訳ありませんでした。」
隣に立っている、薮先生が深々と頭を下げる。
「すみませんでした。」
私もそれにつられて、頭を下げた。
・
・
・
知「Aちゃん！薮先生と同棲って本当！？」
涼「どうなってんだ、説明しろよ！」
光「Aちゃんのことだから、嘘だと思うけど・・。」
そうだ、生徒会メンバーも私達が親戚同士っていうことを知らない。
ここは、ちゃんと言うべきだよね。
そう思って口を開こうとしたその時。
ガララララ。
生徒会のドアが開く音がした。
「薮先生！」
薮「みんな聞いてくれ、噂になっている件なんだが・・・」
生徒会メンバーに事情を話しだす。
私達が親戚同士であること、それに私の親が海外に
住んでいること。
メンバーのみんなは、それに聞き入っていた。
慧「・・・そういうことだったんだ。」
有「俺は、もとから知ってた！
でも、言わないほーがいいかなぁって。」
全員「「知ってたんだったら、言えよ！」」
有「うぇー！全員で攻めんなよぉー！」
みんなからの誤解も解けて、生徒会は平和が戻ったのだ。
・
・
・
家に帰り、お兄ちゃんがため息をつく。
薮「・・・・ごめんな、こんな騒ぎになっちゃって。」
「・・・・・調子に乗ってた私が全部悪いから、
お兄ちゃんは、悪くない。」
今日、一日散々だった。
色んな生徒に、噂を立てられ。
わざわざ、クラスまで見に来るひともいた。
そのたびに、梨華が追い払ってくれたけど・・・・。
これも、全部調子に乗ってスーパーに行っちゃったのが悪いんだ。
・・・私は、大きなため息をついた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
