宏太story８ ページ19
薮「あんまり張り切らなくていいからな。」
「分かってるって！」
スーパーの買い物カートを押しながら
今日、作る夕飯のメニューを考えていた。
一緒にスーパーに行くことに悩んでいた
お兄ちゃんも、私の説得で来てくれたのだ。
「あっ、今日キャベツと豚肉が安い！」
うーん、ロールキャベツとかいいかも！
なんて考えながら、次々にカートに入っていく。
お会計を済ませ、重たい荷物をお兄ちゃん、
軽い袋を私が持って帰り道を並んで歩いていた。
「今日のメニュー楽しみにしといてね！」
薮「うん、美味いもの期待しとく！」
楽しくお喋りしながら、マンションのフロアに
入ろうとした時だった。
パシャッ
「・・・え？」
なんかさっきカメラのシャッター音みたいなの
が聞こえて来たけど・・・。
薮「ん、どうした？」
お兄ちゃんには、聞こえてなかったみたい。
じゃあ気のせいかな・・・？
でも確かに後ろの方で・・・。
辺りを見渡しても、誰もいない。
「ごめん、なんでもないよ。」
うん、気のせいだよね・・・。
何か嫌な予感がしつつも、気にしないことにした。
・
・
・
次の日
いつも通り登校をしていたら、なぜか私の方に
チラチラと他の生徒の視線がぶつかる。
え、何・・・？
玄関で上靴に履き替える時も、廊下を歩いている時も
何故か私の方を見てくる生徒が多い。
「梨華おはよー！」
教室に入り、梨華を見つけて声を掛けると
梨華が私のところに駆け寄って来た。
梨華「A！薮先生と同棲してるって本当なの！？」
「え・・・！？」
梨華の持っている携帯を覗くとそこには
昨日のスーパーの帰り、マンションに入ろうと
していた私達が写っていた。
嘘でしょ・・・！？
そんな・・・！！
梨華「今、すごく噂になってるよ！」
「これには訳があって・・私、薮先生と親戚だからそれで・・・」
梨華に全て事情を話す。
梨華「そういうことだったんだね・・。
でも例え同棲だとしても私は、Aの味方だからね！」
「ありがとう、ごめんね梨華・・。」
どうしよう、噂になってるんだよね・・？
ふとクラスのドアの前まで走って来たと思われる大ちゃんが私を呼ぶ。
有「A、校長先生が呼んでる！」
え・・校長先生が・・・？
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亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
