宏太story６ ページ17
薮「じゃ、テストを返すぞー！」
テスト返し当日。
合格点は八十点、クラスのみんなからブーイングが出る。
いや、普段の私は八十点なんて無理だけど。
今回は、お兄ちゃんが大人のデートに連れて行ってくれるから
何としても百点を取らないとダメなんだ！
梨華「どーしよ、合格できるかな？」
「・・・・梨華なら出来るって！」
そんなそわそわしている中、
同じクラスの斜め後ろの席の大ちゃんが騒ぎ出す。
有「八十点とか、俺の運命決まったもんじゃん！
ふざけんなよぉー！」
机をバンバンしながら騒いでいる。
・・・そんな中、テスト返しが始まった。
梨華「やったー！！ぎりぎりセーフ！」
有「もぅ・・！これだからテストはっ・・・！！」
皆の表情で、大体の点数が読み取れる中
私のテストが返される。
机に戻って、パッと開けてみる。
・・・・・・・っっっ！！
満点だ！やった、満点だーー！！
嬉しすぎて、机に伏せる。
梨華「・・・A、そんな落ち込まなくても。」
有「やっぱり、お前も相当低かったんだな！」
いや、大ちゃんと一緒にされたくはない！
なんて思いながらも、ずっと何も言わず机に伏せていた。
・
・
・
「ただいまー・・・って誰もいないか・・・。」
まだお兄ちゃんは、帰っていないらしく
家は私だけだった・・・。
そこで、私は、思いつく。
お兄ちゃんに、私の手料理を食べさせようってね！
胃袋をつかむとかよく言うでしょ？
・・・なんて考えながら、さっそく料理を始める。
こう見えて、私は料理が得意な方なのだ。
エプロンを着て冷蔵庫を開けて、材料確認。
包丁で、野菜を切って・・鍋で煮込んで。
・・・ふふ、なんか旦那の帰りを待ってる妻みたい！
そんな新婚夫婦みたいな気分になる。
「・・・・よし、出来た！」
・・そういった途端、ガチャッと玄関のドアを開ける音がした。
薮「ただいまー！」
お兄ちゃんだと確認すると
玄関にササッと向かってこの言葉を添えてみた。
「ご飯にする？・・・お風呂にする？・・・それとも・・？」
薮「お前にする。」
え・・・・・？
ドキっと胸が音をたてる。
お兄、ちゃん・・・・？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜美(プロフ) - ゆづさん» こんにちは！光君と山田君ですか…！ありがとうございます(*´ω｀) お気に入り作者登録して下さって感謝感激です…。嬉しいです！ (2015年12月16日 15時) (
レス) id: 841abc7759 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - こんにちは！ゆづです。どれも素敵だったけど、特に光くんと山田くんがロマンチックで素敵でした！面白かったです！これからも頑張ってください！お気に入り作者にします！（笑） (2015年12月16日 1時) (レス) id: 887bb61bf6 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - JUMPさん» コメントありがとうございます...！ドキドキしてもらえて嬉しいです← (2015年11月28日 14時) (レス) id: c9213465c8 (このIDを非表示/違反報告)
JUMP - 山田くんは凄くドキドキしました (2015年11月27日 20時) (レス) id: 6c456de0bf (このIDを非表示/違反報告)
♪S e i R a(プロフ) - 亜美さん» はい！ いえいえ、こちらこそごめんなさい！ でも、この物語 楽しませていただきました♪ (2015年10月5日 7時) (レス) id: 930c5053d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜美
| 作成日時：2015年8月2日 3時
